一部事実でないにしても、日本人でカレーを嫌いな人はいないと言われることがあります。寿司、ラーメンと並んで日本の国民食の一つと言っていいと思いますが、私はそのカレーが人並み以上に好きだと自覚しています。以前は職場の同僚らと「カレー部」と称して、主に金曜日の夕食にカレー店巡りをしていたものですが、それはコロナ禍のせいで途絶えてしまいました。また、好きが高じてスパイスからカレーを作るということもやっていました。しかし、それも子供たちが家を出てしまったことで張り合いがなくなり、またたくさん作っても消費しきれないので、やめて久しいです。
とはいえ週末などに一人で外食をするときには、カレー店を選ぶことが少なくありません。少なくとも月に1回はお気に入りのカレー店の一つに行っていると思います。カレーと一言でいっても日本の昔ながらのカレー、スパイスなどに拘ったいわゆるスパイスカレー、インド人やネパール人が作っているエスニックカレーなど様々で、私が特に好きなのはスパイスカレーと呼ばれるものですが、ネパール系のカレーも好きでよく食べます。
しかし最近、このネパール系のお店に行ってもカレーを食べることは少なくなっていて、ちょっと前まではビリヤニをよく食べていました。バスマティ米などの長粒種の米で作られたスパイスの効いた炊き込みご飯のようなものですが、パラパラとした米の食感と香り、よく効いたスパイスが好きです。ただ、美味しいビリヤニが食べられるお店はそう多くなく、べちゃっとしたカレーチャーハンのようなものが出てくることもあるので、しっかりお店を選ぶ必要があります。
ただ先日、最近お気に入りになっているネパールカレーのお店に行ってメニューを見ていて、「チャウミン」がふと目にとまり、今まで食べてみたことがなかったので注文してみたところ、思いのほか良かったのです。「チャウミン」というのは漢字で「炒麺」と書く中国語から来ているもので、まさに麺を炒めた料理、つまり焼きそばです。ただ、味付けはもちろん日本のソース焼きそばとは違い、ピリ辛のスパイシーなもので、具材も異なります。ただ、日本で提供されているものは日本の焼きそばに近いものになっているかもしれません。私が食べたものは麺も日本の焼きそばの麺そのものではないかと思いますが、美味しくいただけました。
私はこのチャウミンやビリヤニと一緒に「モモ」を食べるのが好きなのですが、この「モモ」というのも餃子のように餡を小麦粉の皮で包んで蒸したり焼いたりしたもので、これもスパイシーな味付けになっていてとても美味しいのです。チャウミンとモモという組み合わせはかなり中華寄りになりますが、それがインド・ネパール風の味付けになっているのが面白く、また美味しいので気に入っています。
ということで最近はカレー店でカレーをあまり食べていないのですが、もちろんカレーはカレーで大好きなので、またそのうち食べたいと思っています。

