McGriddleここでも色々言っているように、平均的な男性よりも食べ物についてもこだわりを持っているのではないかと思っている私ですが、かといってあまり金を掛けているわけでもないというのはこれまでに取り上げたものを見てもわかるかもしれません。また安全性などについてはあまり頓着していないので、ジャンクフードやファーストフードも「美味しければいい」というようなスタンスでいたりします。妻にはそれが許し難いらしく、私が毒々しい菓子を買ってきて食べていたりすると露骨に嫌な顔をしているのですが、それは後の祭りというものです。先日USJへ行くときにも「朝食はどうしようか?」と言っていたのですが、そういえばマクドナルドの朝食メニューに新しい商品が加わったと言っていたな…と思い出し、渋る妻をなだめつつ久しぶりに家族で朝マックしてきました。

ということで食べてきた新メニューというのはマックグリドルですが、私は折り込みチラシのクーポンを使って「ベーコン&エッグ・チーズ」を食べてみました。前評判で「微妙な味」だというのは聞いていたのですが、一度食べてみないことには…と好奇心を抑えきれずに頼んでみたものの、やはり「微妙」です。ベーコンエッグとチーズをパンケーキで挟んだような物なのですが、このパンケーキにメープルシロップが染み込ませてあるので、シロップの甘みとベーコンの塩味が複雑な組み合わせになっていて見事なハーモニー…なら良かったのですが、私には不協和音のように感じました。

まあ確かに朝食にホットケーキとベーコンエッグを食べるということはアメリカ人の食生活では珍しいことではないのでしょうが、日本の家庭ではそう頻繁にはないことなのではないでしょうか。また、ホットケーキとおかずを交互に食べるのと、挟んで一緒に食べるのとではちょっと違うような気がします。このマックグリドルが欧米ではどのような状況なのか解りませんが、残念ながら日本ではなかなか受け入れられにくいのではないかと思います。私も話のタネにと食べてはみましたが、また食べるかと言われるとおそらく無難にソーセージエッグマフィンに逃げてしまうような気がします。

ちなみに「グリドル」というのはパンケーキなどを焼く鉄板のことで、ホテルなどでお目にかかるもののことのようです。私は「グリル」と何かの造語かと思っていましたが、普通名詞のようでちょっとだけ勉強になりました。日本の鉄板焼きやたこ焼きなどもグリドルで焼いていることになるようで、そう言われると世界的に珍しい食べ物のような気がしてきてしまいましたが…

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