Whopper今のアメリカ料理を象徴する料理といえばこれかも

Burger Kingといえば最近日本にも再上陸を果たしたことでも話題になり、最近食べたところだという東京の人は多いのかもしれませんが、私の住む地方にはそんなものがすぐにできるはずもなく、せいぜいアメリカに行った時に食べる、というところなので年に1度食べるかどうかという程度のものです。本国ではライバルのMcDonald’sの方は日本にも完全に浸透していて、日本国内でもライバルは不在という圧倒的な強さを見せていますが、復活したBurger Kingの方はどういう展開を計画しているのでしょうか。まあ先に上陸して異常なまでの人気ぶりも話題になっているKrispy Kreme Doughnutsと同じくリヴァンプの支援を受けているということなので、同様にあえて飢餓感を煽るような戦略が取られるのかもしれません。

それはともかく、私は今回再びアメリカに来たということで、Detroit Metropolitan Airportでの乗り継ぎの間に早速Burger Kingの看板メニューであるWhopperを食べてしまいました。Value Mealで5ドル弱という価格なので結構いい値がするものですが、そのボリューム感はそれに見合ったものがあるかもしれません。

Whopperが日本のマクドナルドのバーガー類と何が違うかといえば、何しろデカいということに尽きます。味付けは単なるケチャップだけで、肉の他に挟まっているのもレタス、トマト、ピクルスと至ってシンプルなものですが、その肉をバンズが非常にデカいのでボリュームで圧倒されてしまうのです。Mega Macには負けるかもしれませんが、とにかく「肉を食べている感」はその他のマクドナルドのメニューでは太刀打ちできないのではないでしょうか。

それ以外はこれといった特徴もないので、食べ終わってしまえば「また食べたい」とは決して思わないのですが、しばらく食べないで久々に見ると「食べようかな」という気になってしまうのが不思議なものです。既に日本のものになってしまったマクドナルドとは違って何となくアメリカっぽいところが魅力なのかと思いますが、そうであるならあまり日本で手広くやっても失敗する可能性が高いですね。まあなんだかんだ言いながらもアメリカに来ると毎回食べてしまいそうな気もしますが、どうせ私の地元にやってくることはないでしょうから何も心配する必要はありませんでしたね。