Breathe Right「正しく呼吸」

子供の頃から検診の度に「アレルギー性鼻炎」という診断を受けながら、これという治療もしていないので慢性的に鼻づまり状態となってしまっている私には、スッキリ鼻が通ったらどんなに楽だろうかと夢を見るような状態です。鼻が詰まっていると単に呼吸がしづらいというだけでなく、口呼吸になってしまうのでのどが乾燥したり、鼻のフィルターを通さずに息を吸うので喉の粘膜をやられやすいなど、ろくなことがありません。

同じようなことで悩んでいるという人はやはり多いらしく、そういった人向けの鼻孔拡張テープというものが開発されているのですが、その代表製品であるグラクソ・スミスクラインの「ブリーズライト」という商品がIDEA*IDEAさんのサンプルプレゼントで獲得したので、早速試してみました。

ブリーズライト肌色タイプレギュラー 30枚
メーカー:グラクソスミスクライン
グラクソスミスクライン (-)
ISBN/ASIN:B001E7LPNY

「鼻孔拡張テープ」という呼び名はこの製品の形態を性格に表現していて、箱にも「薬剤は使用していません」と書かれている通り、薬の力は一切借りず、物理的に鼻の穴を広げてしまおうというテープなのです。もちろんただテープを貼っただけでは広げる力など発生しませんから、それは中に入っているプラスチック製のバネの反発力を利用するのです。この時、テープにはバネの力に負けない粘着力を必要としますので、通常の絆創膏よりも強力なテープが使われており、肌を傷めないよう「1日に12時間以上続けて使用しないように」ということや、剥がすときには「ぬるま湯で必ずぬらし、まず四すみからはがします」といった細かい指示が記載されていて、ちょっと物々しい雰囲気になってしまっています。

ということで少々緊張しながら、

鼻骨の下を両側から指でつまんで、呼吸ができなくなるところが最適の位置です。

ということなので鏡を見ながら位置を合わせ貼ってみました。するとすぐに鼻から息を吸うのが楽になり、鼻孔が拡がったのを自覚することができました。薬ではないので即効性があるというのが嬉しいですね。

これまで3晩ほど続けてブリーズライトを貼って眠ってみたのですが、確かに朝起きたときの喉の乾燥も抑えられているような気がします。それより何より、普通に起きているときも呼吸が非常に楽ですし、コーヒーを飲むときにも香りがスーッと鼻を通ってくるような感じがしてとてもいい感じです。

ただ残念なのは、やはり薬ではないので持続性もなく、剥がしてしまうとすぐに効果もなくなってしまうということで、鼻孔が狭まってしまうことも自覚できてしまい、非常に寂しい感じです。12時間以上続けて使用できないというのが一番の問題なのでしょうが、仕方のないことなのでしょうか。頻繁に張り替えて使用するにしても、30枚入りのお徳用パックでも1800円ということは1枚60円になりますから、毎日使用するというのもしがないサラリーマンにはちょっと贅沢な感じですね。

しかしそうは言ってもこの画期的な製品、私はすっかり気に入ってしまいました。発売元の方でも「毎月100名様にサンプルプレゼント」というのをやっていますから、鼻づまりに悩んでいるので一度試してみようという人は応募してみてはいかがでしょうか。