黒あげもち新しいけれども極めて日本的な組み合わせ。

年中買い物に行っている主婦でも、いつも近所の決まったスーパーに行っているだけだと目にする商品はその店の仕入れ次第になってしまい、たとえ世間で静かなヒットとなっている商品であっても全く知らずに過ごしてしまうということがあるのではないでしょうか。

先日、次男が通う幼稚園のイベントがあり、そこでみんなで弁当を食べ、持ち寄った菓子を分け合って飲み食いしていたのですが、その時にお友達からどうぞと分けて貰ったのが亀田製菓の「黒あげもち」というものでした。これが何ともおいしくてとても気に入ってしまったのですが、やはりいつものスーパーには置かれていない商品で残念に思っていると、会社帰りに立ち寄った別のスーパーにはしっかり置かれていて、しかも20円引きの特売になっていたのでついうっかり2袋も買ってしまいました。

この製品は揚げ餅に黒糖の蜜を絡めたものなのですが、揚げ餅の塩味と控えめな甘さの黒糖の蜜とが絶妙なバランスを保っていて実に良く合っているのです。かりんとうほどの甘さがあるわけでもないのでしつこく感じることもなく、いくらでも食べられるような気がしますが、しかし満足感もそれなりにあるので25g(だいたい6個)入りの小袋がちょうどいいという、このあたりのバランスも素晴らしい感じです。

しかし実はこの製品自体は結構以前からあるようで、それが今年8月頃にリニューアルされたということなので、既にご存じの方は多いのかもしれません。そんな新製品でも何でもないのにこうして取り上げてしまうというのは、それだけ気に入ったからということなのでどうかご容赦ください。今も一袋開けて食べたところですが、やっぱり美味しいです。

ただ、美味しいのはいいのですが、我が家では妻も子供もみんな気に入ってしまったので、小袋を一人1袋ずつ食べていくとあっという間になくなってしまうも仕方のないことです。ちょっと余分かな、と思いながら買った2袋のうち1袋は1日でなくなってしまいましたから、もう一袋も儚い命でしょう。まあそんな毎日食べるようなものでもないと思うので、次はまたしばらく経ってからにすると思いますが…