Quarter Pounderむしろ懐かしい味。

今日は2時半頃という遅い時間に昼食を摂り、しかもかなり満腹になってしまったので夜になってもあまり食欲が湧かず、とは言っても何も食べないわけにはいかないということで、栄養的には最悪の選択かもしれませんが子供も喜んで食べられるマクドナルドへ行ってしまいました。

マクドナルドではクーポンを使わないと損をしたような気になってしまうものですが、ちょうど今朝新聞の折り込みチラシで入っていたクーポンは家に置いてきてしまったので、それなら試しにかざすクーポンを使ってみよう…と思ったら3月下旬にならないと使えないとのことで…番号を口で言えばいいのかと思えば900番台のクーポンはまだ使えないとか。結局クーポンにないメニューを先にオーダーしながら普通のケータイクーポンをレジでダウンロードして…なんてやっている間に後ろに並んでいたカップルはしびれを切らして帰ってしまいました。そんなに大した時間ではなかったと思うのですが、ちょっと悪いことをしたかもしれません。

ということで何とかクーポンは使えたものの、安くなったのは総額100円程度なのでちょっと割に合わないような気もしますが、まあ損をしたというわけでもないので過ぎたことは忘れましょう。

私が注文したのは大阪での発売日に大量のサクラを動員したことでも話題になってしまった「クォーターパウンダー」の「クォーターパウンダー・チーズ」です。もう旬は過ぎたような気もしますが、マクドナルドは最近ご無沙汰していて食べていなかったのでした。

といっても欧米では相当昔からレギュラーメニューになっていますし、だいたい単に肉が大きいのが特徴というシンプル極まりないメニューですから、それほど目新しさのあるものではありません。私は20年以上前にイギリスにいた頃にも普通に食べていましたし、一昨年のアメリカ出張の時にも空港で食べているので、ちょっと懐かしさを感じたくらいです。世界中どこで食べても同じ味なので安心して食べられる、というのがマクドナルドの存在意義の一つですから、クォーターパウンダーもその例外ではないわけです。

しかし、Quarter Pounderというのは肉の重さが1/4lb.、つまり113.4gということで、あとはスライスチーズの他はピクルスと生のタマネギが少量載っているだけなのですが、これで360円というのはちょっと割高ではないでしょうか。チーズバーガーは120円ですから、これを3個買って余分なパンを残した方が間違いなく満足感があるでしょう。2個でもいいくらいかもしれません。肉のおいしさでいえばバーガーキングのWhopperの方が上ですし、日本ではバーガーキングの店舗はごく限られているということならウェンディーズのダブルウェンディーズもかなり肉を食べている実感があり美味しかったです。どちらもクォーターパウンダーより若干価格も上になっていますが、満足度の違いに比べれば価格差は微々たるものです。

まあ、どこにでもあって簡単に入れるのもマクドナルドの利点ですから、バーガーキングやウェンディーズを比べるのも不公平かとは思いますが、あの宣伝は期待を煽りすぎではないでしょうか。通常の新製品と同程度の扱いでは逆に差別化が難しいのかもしれませんし、120円のチーズバーガーでは利幅が小さすぎるということや客単価を上げたいということもあるのでしょうが、メガマックの大ヒットのあとであるだけにみんな期待していますからね…私もコーヒーが美味しくなったりシナモンメルツが魅惑的だったりと以前より好感を持っているところなので、ぜひ頑張って欲しいところなのです。