今回、高雄でもいろいろ今まで食べたことがないものに挑戦していて、その一つが筒入りおこわというものでしたが、次に挑んだのは乾麺でした。ただし、乾麺といっても乾燥した日本でいう乾麺をそのまま食べるようなものではもちろんなく、日本語では「汁なしそば」というのがふさわしいでしょう。Wikipediaにもそう書いてありますね。

今回行ってみた名家手工潮州餛飩麵というお店は店名の通りワンタン麺のお店なのですが、麺はスープありとなしのどちらかを選ぶことができるようになっているのです。そこで妻は普通のスープありの麺を選んだのですが、私はスープなしのワンタン麺を選んでみました。本当はザーサイと鶏肉の載った搾菜肉絲麵というのを食べたかったのですが、生憎品切れだったので変更したのでした。

汁なし麺というといわゆる台湾まぜそばのような具だくさんで味付けの濃いものをイメージしてしまうかもしれませんが、そこは台湾なので、写真を見てわかる通り非常にシンプルなものです。値段もワンタン麺で75TWD (約375円)、妻の具なしの湯麵ならわずか45TWD (約225円)という安さなので、おやつ感覚かもしれません。スープもやさしい味わいでしたが、汁なしの方も非常にあっさりした味付けで、飽きのこない美味しさでした。一緒に注文した燙青菜(茹で野菜)の方がしっかりニンニクが効いていたくらいです。

なお、こちらで注文する時にお店のおばちゃんには日本語も英語も通じない感じだったのですが、20代後半くらいのお兄ちゃんは英語が喋れたので、その後は料理を運んでくる時などもずっとこのお兄ちゃんが相手をしてくれました。やはり台湾の街中での英語の通じる割合は中高年では日本とほとんど変わらないのではないでしょうか。しかし、若い世代になると日本人よりもしっかりと喋れるような気がします。

ということでなかなかローカル感あふれる、味のあるいいお店だったと思いますが、こういうちょっとした冒険を楽しめる人とそうでない人とがいますよね。今回の旅行の間に妻ともそんな話をしたのですが、その楽しみを分かち合える夫婦で良かったとつくづく思います。