シナモンメルツメタボリックにまっしぐら

コーヒー大好きな私もさすがに夏の暑いときにはホットでは飲む気になれず、この夏はアイスのカフェ・アメリカーノにすっかりはまっていましたが、実はそれ以上にお世話になったのがマクドナルドプレミアムローストアイスコーヒーでした。ホットの時にもその変わりように驚いたものですが、アイスも以前の薄くて香りのない麦茶のようなものとは大違いの、ブラックで飲んでもおいしいアイスコーヒーに変わってしまったので、自販機やコンビニでジュースを買うよりもマクドナルドへ足を運んでしまうようになりました。ただ、店によってコーヒーの濃さや氷の量が違っていたりするのがやや難ですが、スモールなら120円、ミディアムでも220円という価格には破壊力があります。

さて、そのマクドナルドが食欲の秋に向けての新メニューとして一昨日発売したのが新しいスイーツ「シナモンメルツ」です。

「シナモンメルツ」は、ふんわり生地のパンに、シナモンシュガーと、とろ~り甘いクリームチーズのアイシングがたっぷりかかった、香り豊かで温かいシナモンブレッドです。従来のシナモンパン、シナモンロールと違って、食べやすいひとくちサイズになっており、ひとつひとつフォークでお召し上がりいただける新しいタイプのスイーツブレッドです。

ということでちょっと気になっていたのですが、今日地元のショッピングセンターに買い物に行った際に休憩しようと行ったフードコートでこのポスターを見つけ、ついつい惹かれてアイスコーヒーと一緒に買ってしまいました。

まあしかし要するに、シナモンシュガーとクリームチーズのアイシングがパンにかかっているということはシナモンロールと味は同じなのです。残念ながらCinnabonは日本人には受け入れられにくかったのかほとんど撤退してしまい、今はアクアシティお台場店のみとなってしまったようなのですが、マクドナルドのこのシナモンメルツは大丈夫でしょうか。Cinnabonも大好きだった私はすっかりご無沙汰してしまっていた懐かしい味にシナモンメルツで再会でき、とても嬉しかったです。

Cinnabonのメニューの一つ、Caramel Pecanbonはそれ1個でなんと1100kcalものエネルギーがあるという恐ろしいものだったわけですが、シナモンメルツは449kcalだということでPecanbonと比べてしまうと大したことがないように感じますが、マックフライポテトMソーセージエッグマフィンとほぼ同じエネルギーのようです。と言われてもやはり高いのかどうなのかわかりませんが、食後のデザートには重すぎるのではないかという気はします。

実際、今回の休憩時には家族4人でそれぞれ思い思いの飲み物を買って、シナモンメルツ1つを4人でちょっとずつつまんだのですが、それでもせいぜい「もうちょっとあるといいかな」と思う程度で、とても一人で1つを食べきれるとは思えませんでした。290円という価格はデザートとしてはやや高いかと思いますが、ボリュームを考えれば納得できると思います。また、シナモンシュガーやクリームチーズは惜しげ無くたっぷりとかかっていて、物足りなく感じることはないでしょう。味については紛れもなくシナモンロールそのままで、アツアツの状態で提供されるのもこれからの涼しい季節には嬉しいところではないでしょうか。

ということで、職場の健康診断で腹回りの測定にドキドキした私としてはこのカロリーにはたじろいでしまいましたが、一人の時には我慢して、家族で1つを食べるようにすればいいでしょうね。しかし、プレスリリースの

2006年に米国で開発・販売された商品で、米国では朝食メニューとして大変ご好評をいただいており、日本でもカフェタイムでのご利用はもちろん、忙しい朝に手軽に摂れる朝食としてご利用いただける新しいタイプの商品です。

というのはさすがアメリカというか、日本ではちょっと無理があるような気がしますが、日本のスタッフは本気でそう考えているのでしょうか?