白骨温泉の一件が発覚して以来、最近温泉宿で「実際には井戸水なのに温泉と偽っていた」という事実があちこちで騒ぎを呼んでいるようですが、今度は「井戸水だったと謝罪したが、実は本物の温泉だった」という事件が発覚しました。

一見「それなら問題ないじゃない」と思ってしまいがちですが、無許可の掘削・利用ということで、温泉法に抵触するということです。無許可掘削については一年以下の懲役または罰金百万円以下というちょっと重い刑が科せられるということですが、3年の時効が過ぎているということで、無許可利用に対する捜査が行われるようです。以前一回指導を受けた上での今回の発覚なので、悪質性が高いと言われているようですが、あまりに愚かですね。

白骨温泉の場合には単に「色づけ」をしてしまっていただけなのでまだ同情の余地がありましたが、今回の件や、井戸水を使っていたような件は明らかに犯罪なので同列に扱うにはちょっと抵抗があります。社会には汚い部分がたくさんあるはずなので、他もたたけばどんどんホコリが出てくるのではないでしょうか。

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