コンピュータ関連の質の高い技術書を発行しているオライリー・ジャパン新刊情報が、RSSでも提供されるようになりました。

従来からもオライリーのホームページには新刊情報が掲載されているので、マメにチェックしている人にとってはどうといったこともないのかもしれませんが、提供されているRSSを愛用のRSSリーダに登録しておけばその巡回する手間を省くことができます。私もさっそくBloglinesに登録しました。

1997年頃に一度「プッシュ型サービス」なるものがもてはやされた頃がありましたが、その頃はまだ常時接続が一般的ではなく、通信速度も今と比べるとかなり低速だったためほとんど普及せずに終わってしまいました。当時のものは専用のクライアントが定期的にサーバにアクセスしに行って情報を取得してくるというものだったのですが、RSS配信はこれと同様のしくみを標準化したようなものだと考えることもできます。当時の業者(名前も思い出せません…)はあとかたもなく消えてしまったのではないかと思いますが、出てくるのが早すぎた技術だったということでしょうか。

オライリーの本は質は高いものが多いけれど値段も相応に高いので、私の財力では欲しいと思った本を全て買っていられないのですが、新しい本の中からコレだと思う本を選択するために有効な情報となることは間違いありません。今までは「こんな本が出ていたのか…」と書店の店頭で財布と相談することがありましたが、それを今後は人前でせずに済みます…

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