NTT西が電話基本料金の値下げを発表したそうです

値下げ幅は一般住宅用で最大540円、ということだったのでちょっと気を引かれてしまいましたが、実際の基本料本体の値下げ幅はわずか50円のようなので微々たるものです。従来は390円のオプション扱いだったプッシュ回線料が不要になったことが大きいようで、さらに口座引き落とし明細の郵送を省略することで100円引き、これらをあわせて540円の値下げ、ということのようです。

私の家ではプッシュ回線契約をしていなかったので、明細が不要だとしても150円の値下げにとどまる訳です。私の場合にはマイラインプラスとIP電話のせいでNTTからの請求は基本料金と回線使用料のみになっているので、明細などいつも同じで全く必要ありません。今回の値下げは日本テレコムやKDDIの低価格電話に対抗する動きかと思いましたが、実際にはたいした効果はないのではないかと思ってしまいます。

ちょうど今、入居しているマンションにケイ・オプティコムの光ネットが引かれてきたところでその勧誘を受けているところなのですが、ADSLとは違ってNTTとの契約が不要というところは一つの魅力です。マンションでベストエフォートということもありますし、結局はサーバ側の能力にも依存するので光になったからといって今のADSL 24Mよりも大して速くなるとは思えませんが、こういった付加価値の部分にちょっと魅力を感じますね。今まではやっぱりNTTが安心、といったところはありましたが、これから先は各社の攻勢にNTTがいつまで持ちこたえられるか、といったことになるかもしれません。

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