40年を超える全国共通図書券の歴史が来年秋を以て終わってしまうそうです。子供の頃から進級祝いなどで親戚からもらったり、最近では小口の結婚祝いの内祝でもらったりと、少額の贈答用途に浸透している図書券も取り扱いの合理化のために図書カードに置き換えられてしまうということです。

何だか味気ないような気はしますが、確かに毎回人手を使って数えるというのも非効率ですし、釣り銭をもらって現金化しようとする企みも防ぐことができるので、プリペイドカードにしてしまうというのはいいかもしれません。でも贈答品としてカード一枚というのはどうでしょうか?これまでもたまにテレホンカードをくれるような人はいましたが、どうもありがたみに欠けるというか、味気ないような印象がありました。

それにしても、携帯電話の普及によって公衆電話の数は急速に減っており、テレホンカードを使うこともほとんどなくなってしまいましたが、財布の中は店舗発行のポイントカードの類が増える一方です。プライバシーを確保しつつ、こういったカードを一枚に整理できるようなシステムが早くできないものでしょうか。浪費を防ぐためにも貨幣は今のままの方がいいような気がするのですが…

関連投稿