auが先頃提携を発表したOperaのフルブラウザをBREWで実装して搭載した端末を年内に発売すると発表しました。これによりPC向けの一般ウェブサイトの閲覧が容易になりますが、これに対してはダブル定額による料金キャップが適用されないということなので要注意です。その理由としてauは「転送量を制御できない」ということを挙げていますが、これは仕方ないというところでしょうか。

現行のフルブラウザ搭載端末と言えばDDIポケットの京ぽん(京セラAH-K3001V)がありますが、これに対してauのCDMA 1x WINであれば圧倒的に高速に通信が行え、また端末自体の性能も当然高くなると見込まれますので、より快適に使うことができるでしょう。ただ、京ぽんの場合には32kbpsという低速ながらAir H”による定額通信が使えますので、まだ魅力はあります。どちらを選ぶかは難しいところかもしれませんが、さほど頻繁にウェブを閲覧するという人でなければWINの方で十分かもしれません。あと問題はBREWで実装されたOperaの性能がどれほどのものかというところですが、それは実際に発売されてから各種レポートを見るなり、実機で試してみるしかないでしょう。

BREWで実装するという話が出た時には発売済みの機種でも使えるようになるのかと期待してしまいましたが、プリインストールのみということなのが少々残念ですね。私のA1301SはBREW自体未対応なので、この新機種に専ら興味津々といったところですが。ソニエリからも発売されれば個人的にはかなり「買い」です。

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