パクチーポテトチップス好き嫌いははっきり別れますね。

日本ではタイ料理などで多く使われていることからか「パクチー」と呼ばれることが多くなっているようですが、中華料理で使われるとシャンツァイ、その他ではコリアンダーと呼ばれる独特な強い香りを持つこの草は苦手という人も多いでしょう。しかし好きな人にはたまらないものだと思います。アメリカではメキシコから入ってきているためスペイン語のシラントロ Cilantroで呼ばれることが一般的で、様々な料理に多量に使われていましたが、日本のものよりも苦味が弱くクセがないような気がしました。まあ私は好きだからそう感じるだけなのかもしれませんが。

日本でも最近はパクチーが大好きという人が増えていて、パクチーハウス東京のようなパクチー料理専門店や、パクチー食べ放題というような店もできたりしているようです。これは東京の話で、私が住んでいるような地方都市にはそんな波はまだ届いてもいないのですが、ネットの情報でコーヒーと海外食材の店カルディがパクチー味のポテトチップス、その名も「パクチーポテトチップス」というものを発売しているということを知りました。
パクチーポテトチップスの店頭ディスプレイ
直販サイトでも販売しているということなので早速調べてみましたが、いつ見ても「在庫なし」になっていて、「入荷のお知らせメール」というのを登録してみてもかなり待ってからメールが来たと思ったら、その時にはすでにまた在庫がなくなっているという人気ぶりです。もちろん近くの店の店頭にも並んでおらずほぼ諦めていたのですが、忘れた頃に店に行って、ふと思い出して探してみるとディスプレイされていたのでした。

クローブ、カルダモン、シナモン、スターアニス、コリアンダー5種類のスパイスをベースにベトナム産のパクチーリーフでさらに香りをプラスした、アジアの香り漂うポテトチップスです。
見た目は通常のポテトチップスでありながら、ひと口食べると口の中にパクチーの香りが広がる、パクチー好きのために作ったパクチー感満点のポテトチップスとなっています。

とあるとおり、口にした途端にパクチーの香りが広がるのですが、他に色々なスパイスが効いていて味を引き締めています。本当に「パクチー感満点」なのでパクチーが苦手な人にはとても耐えられないでしょうが、パクチー好きな人ならきっと気に入るのではないかと思います。

60gで税込み192円ということで少々高めの値付けになっていますが、一般のスーパーで売られるようなものとは違うので仕方のないことでしょう。パクチーが食べたいと思った時にこれがあれば収まるのではないかというほどのパクチー感がありますが、これが罰ゲーム感覚で買われるような事のないように願いたいところです。ダメな人には本当に罰ゲームでしょうけれど。