今はもうPCでも携帯でも迷惑メール、いわゆるspamが送られてくるのは当たり前のこととなっていて、いかにしてそれを自動的に識別し、排除または振り分けるかということが研究され、しのぎを削っているところですが、私のところには毎日20〜30通程度のspamが届いています。そのうち半分程度は私個人に宛てられたものではなく、いくつも参加しているメーリングリストに宛てたものなのですが、それぞれのメーリングリストにはそれぞれの事情があって、参加者以外からのメールも受け付けるような設定にしてあるところもあるため、ある程度は仕方ないと諦めています。

そんなspamにもいろいろ種類があります。日本語のものはわずかに1割強ですが、転職の勧誘、製品の宣伝、アダルトサイトの宣伝が同数程度です。
また、8割程度は英語で書かれているためほとんど問答無用で捨てられていますが、MS Office等アプリケーションの違法コピー、投資の勧誘、アダルトサイトが2割ずつくらいあって、残りの4割程度がなぜか怪しげな医薬品通販の宣伝で、バイアグラを売りつけようとしているようです。
残りは中国語やキリル文字で書かれているものなど私のわからない言葉で書かれているため、何の宣伝なのかさえわかりません。

それにしてもなぜバイアグラが盛んに売られているのかが疑問なのですが、日本では基本的に医師の処方箋がないと購入できないので、単なる遊びで購入しようとしている人を目当てにしているのでしょうか。そんな薬に頼っているようではロクなことがないような気がしますが…

ちなみに、私はspamの振り分けにbogofilterと自作のperlスクリプトを組み合わせています。iBookのディスクが壊れる前は100%近い識別率だったので快適だったのですが、データベースを失ってまた学習し直している今は20%程度認識できないようなので少々不満です。まあ、多少のspamが紛れていたところであっさり捨てるだけなので大した問題があるわけではないのですが。

でもspamって迷惑がられるだけで宣伝効果があるとは思えないのですが、人によってはおめおめと引っかかったりするんでしょうか…少しでもそういう人がいるとダメですよねぇ…

関連投稿