20年ほど前にBBCのTop of the Popsというテレビ番組で初めてLike a Virginを歌う姿を見たときに「なんだかケバい歌手が出てきたな」と思ったMadonnaですが、それからあれよあれよという間にブレイクして超一流アーティストになってしまいました。その後、映画にも数多く出演するようになり妖艶な魅力を振り撒いていますが、歌い手としての実力は間違いないものがあると思います。しかしながら、ここ10年ほどの彼女の曲をしっかり聴いていなかったので、とりあえずベスト盤を借りて聴いてみました。
Madonna
Warner Bros. (2001/11/13)
売り上げランキング: 8,549
通常6〜7日以内に発送
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収録されている曲のほとんどは何度も耳にしたことがある有名なものばかりですが、改めて聴いてみるとMadonnaの歌声の豊かさに魅了されてしまいます。私は若い頃はもともと特に好みというわけではなかったのですが、この歳になって聴いてみてやっとその魅力が理解できたように思います。1958年生まれということなのですでに40代後半ということなのですが、まさに大人の女の色気というものでしょうか。
デビュー当初はマリリン・モンローの再来などという言われ方をしていたものですが、今やマドンナはマドンナ以外の何者でもないと言えるでしょうね。同時期にデビューし活躍したMichael Jacksonの方は、今は裁判やスキャンダルでのみ話題となっていて悲しいものですが、スキャンダラスに見えるMadonnaの方が着実にその実力で地位を維持しているというのが皮肉なような気もします。