今週末まで継続中のTSUTAYA半額クーポンのおかげで映画の記事が多くなっていますが、今度はThunderbirdsを観ました。Thunderbirdsといえばカクカクした人形劇の方がまず頭に浮かびますが、今回観たのはその実写版の方です。

サンダーバード (2004年劇場公開版)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2004/11/10)
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実は私はあまりテレビのサンダーバードは観ていないので特に思い入れもなく、あまり評判もいいとは言えなかったので期待せずに観たのですが、初めてサンダーバードに触れる人にとっては悪くないのではないかと思いました。登場するサンダーバード1号〜5号やその他のメカなどはCGで綺麗に描かれていて、未来的な雰囲気をうまく作り出しています。色彩として原色や鮮かな色調が多用されているのもその一因かもしれません。単体のSF映画として見る分には子供と安心して見られるわかりやすい映画で良いのではないかと思います。

ただ、主役となっているのが国際救助隊の隊員ではなく子供達なので、Spy Kidsに似たような印象を受けてしまいました。旧来のサンダーバードファンには不満が残ってしまうのは仕方ないかもしれません。これがサンダーバードなのか、というと、きっと似たような設定の違うものになってしまっているのでしょう。これがシリーズ化して続編が次々と出てくるようになるとそれなりに受け入れられるようになるのではないかと思いますが、「サンダーバードの実写化」という謳い文句では難しいのではないでしょうか。

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