この日記でも利用しているblogブームの立役者の一人とも言えるSix ApartのMovableType日本語版バージョン3.17が公開されました。日本語版は3.15から3.16を飛ばしてのバージョンアップとなりましたが、マイナーバージョンアップであるにも関わらずセキュリティ強化だけでなくいくつもの機能向上が図られているとのことなので、私も早速バージョンアップして運用しています。

バージョンアップの作業自体はパッケージを展開して上書きし、再構築するだけという簡単さで、今回は珍しく私も全くつまずくことなく作業はあっという間に終わりました。しかし、ひと苦労あったという人もいるようなので、私の場合はほとんど素のまま利用していることが奏功しただけなのかもしれません。読者の方には全く変り映えはないでしょうが、管理画面にボタンが増えたりして多少利便性が向上しているようです。使いこなせていない私が言うのも何ですが、今後もますますの機能向上を期待したいところです。

ところで、blogを運用していると残念ながらコメントspamやトラックバックspamというのが付き物となってしまうようです。業者が提供するblogサービスの場合にはその業者がspamを防ぐような仕組みを備えてくれているのかもしれませんが、個人で運用している場合には防御も自分で対応しなければなりません。MovableType自体には投稿されたコメントをそのまま公開せずに保留しておき、管理者が許可したもののみ公開されるような仕組みもあるのですが、私はこの設定になっているのに気付かずせっかくいただいたコメントを先日まで何ヶ月も放置してしまっていました。というわけでこれは少々問題があるのですが、MovableTypeにはPlugInの仕組みもあり、spam対策のPlugInも何種類も公開されています。私も以前からこれらのPlugInで対策したいと思っていたのですが、4月頃までの旧サーバはシステムが古くて対応できなかったのでした。それが今は利用できるようになっているはず、ということでMovableTypeのバージョンアップのついでにこちらの作業も行っておくことにしました。

採用したのは評判のいいMT-BlacklistというPlugInです。これはspam投稿者のブラックリストを作っておいて、これに該当するものは弾いてしまうというものなのですが、これの優れたところはこのブラックリストを共有できるような仕組みになっているところのようです。インストールの作業自体はkrbys.netを参考にしましたが、こちらもあっさり簡単に、つまずくことなくあっという間に終わりました。細かい設定項目もあるのですが、とりあえずデフォルトのままでもそれなりに機能するようなので、それはあとにとっておくことにしました。

インストールからちょうど丸一日経過しましたが、10個のspamを排除することができたようです。私の場合にはまだ大した数ではないのかもしれませんが、これまでは手作業で削除していたものが自動的に保留状態にしておいてもらえて、「spamがひっかかったよ」とメールで知らせてくれるようになったというのはかなり気が楽になりました。

それにしてもこれらのspamはほとんど”Online Poker”とか”Texas Hold’em”というようなポーカーゲームサイトのものばかりなのですが、これは一体どういうことなのでしょうか。メールspamは英語のものはほとんどViagraなどの薬か違法コピーソフトウェアのもので、日本語のものは大抵出会いサイトのものなので、妙な住みわけができているようです。こう見事に別れていると、実はみんな同じ業者の仕業なのではないかとさえ思えてきますが、さすがにそんなことはないでしょうね。

しかしこうやってインターネットにはspamが付き物、というような状況は何とかならないものでしょうかねぇ…