地球をぐるぐる回しながら世界中のあらゆる地点を鮮明な衛星写真や航空写真で見ることができる、私もすっかり虜になっているGoogle Earthですが、「安全保障上重要な地点の鮮明な衛星画像も簡単に入手できてしまう」とインド大統領のほか、各国の首脳が懸念を表明しているそうです。
これに対しGoogleは「各国のルール尊重する」と要求があれば閲覧を制限する姿勢を示しているようですが、これらの画像は各種サービスにより一般に公開されているものを優れたユーザインタフェースで閲覧しやすい形にしているだけなので、Google以外の場所でも入手できるものばかりのはずです。
しかし、ユーザ側にも知る権利があるのではないかとも思いますが、そもそもその知る権利自体が保証されていない国も多いので仕方ないのかもしれません。また秘密にして知らせないことで守られる程度のセキュリティーというものはたかが知れている、というのがインターネットでの経験で明らかになっているのではないかと思いますが、国家の安全保障には当てはまらないものなのでしょうか。
韓国では大統領官邸である青瓦台は紙の地図への掲載さえ制限しているということですが、日本にもそういう場所はあるものなのでしょうか。首相官邸は特にそういう扱いにはなっていないのではないかと思いますが、自衛隊の基地などはどうなのでしょう。米軍基地の中はどうなっているのかわからないようなところもあるでしょうが、そもそも基地内は治外法権なのでちょっと別ですね。まあ、そういったところが隠されているだけなのであればGoogle Earthの魅力がそんなに損なわれるわけでもないので私は構いませんが。
