Alphonso Mango Mix 100%酒の飲めない私は甘い物好きな方だと思いますが、果物も好きで特に桃と洋梨には目がありません。また昔からトロピカルフルーツの類も大好きなのですが、その中でもマンゴーはこれらと並ぶ好物の一つです。もちろんフレッシュな果物が食べられるのが一番ですが、季節も限られますし、いいものはなかなか高価なので食べることができません。そこで仕方なくというわけではありませんが、ジュースや菓子の「マンゴー味」というようなものを見付けるとついつい手を伸ばして買ってしまいます。

先日コンビニで飲み物を買おうと探していたときに見付けたのが「こだわりの果実アルフォンソマンゴーミックス100%」というメグミルクの製品です。残念ながらマンゴー果汁100%というわけにはいかずリンゴと白ブドウとのブレンドになっているのですが、さすがにマンゴー100%では無理だろうという500mlで130円の商品なので問題はありません。ただ、車の中で飲むためのものを買いに行ったのに紙パックでは置き場所が無く、結局家に持ち帰ってから後日飲むことになってしまったのは失敗でしょうか。

というわけで何回かに分けて飲んでみたのですが、これがなかなかのものでした。コクのあるマンゴーの味わいはしっかりしていてちょっと甘みは強いのですが、リンゴと白ブドウのおかげで後味はスッキリとしていて、口の中に残る香りがさっぱりといい感じです。氷を入れたグラスに注いでカラカラと転がしながら、ゆっくりと香りを楽しみながら飲むのがいいのではないでしょうか。500mlの紙パックで130円というのは他の紙パック製品に比べるとやや高めの値付けになっていますが、それによる期待を裏切られることはありませんでしたので、またぜひ買って飲みたいと思います。

ところでメグミルクといえば2000年の不祥事をきっかけに雪印乳業から分社化された市乳事業部門がベースとなっていますが、私なども未だにスーパーなどでメグミルクの牛乳を見付けても何となく避けてしまうようなところがあり、やはり一旦失った信頼を取り戻すのは本当に大変なものだということがわかります。あの食中毒と牛肉偽装という一連の事件以前は雪印といえば一流のブランドであったというのにですから、明日は我が身かも知れませんので、私自身も気を抜かないようにしたいと思います。西宮冷蔵の方も気になりますが、どうしているでしょうね…

まあ、事件については今のメグミルクとは切り離して考える必要があります。負の遺産で大変でしょうが、こういった製品作りで頑張って欲しいと思います。

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