Archives

山口ドライブ 食べもの編

食の面でも満足できる旅でした。

前回の記事でご紹介した山口県への1人ドライブ旅行ですが、この記事では旅の間に食べたものについてご紹介したいと思います。最近の私は食べるために旅をしているのかというような感じもあり、旅のルートはどこで何を食べるかから決めることになっています。

しかし今回の最初の食事、朝食は完全に行き当たりばったりで、朝5時台に自宅を出発して、お腹が空いた頃に見つかったサービスエリアで食べよう、ということにしていました。しかし中国道にはなかなかしっかりしたサービスエリアがなく、やっと辿り着いたのが七塚原SAでした。ここもちょっと寂れた感じだったのは朝だったからかもしれませんが、背に腹は代えられません。普段は菓子パンなどで済ませてしまうところですが、ちょっと暖かいものが食べたくなったので食堂に行き、ありきたりでないものを…と選んだのが「広島レモンラーメン」です。「ラーメンにレモン?」というのは誰もが疑問に思うところではないかと思いますが、実際に食べてみるとレモンの酸味のおかげで豚骨ベースのスープがさっぱりしたものとなり、朝食にはちょうどいい感じでした。

次に昼食は山口市内にある1wayというハンバーガーショップです。美味しそうなバーガーを食べさせてくれるようだったのですが、私はちょっと注文に失敗してしまい、最初に食べるべきではないものにしてしまいました。the Burgerという、肉の味にこだわってそれを味わうための特別なバーガーだったのですが、思ったより小ぶりだったのと、バンズとパティのみという非常にシンプルなバーガーだったので肉は味わえてもそれ以外を楽しむことはできないものだったのでした。初めて行くという人にはここではぜひ他の、普通のメニューを選ぶことをおすすめしたいと思います。

そして早めに夕食には川棚温泉の元祖瓦そばたかせの本館でその元祖瓦そばをいただくことにしました。熱した瓦の上に茶そばと錦糸玉子などの具を載せたシンプルな料理ですが、これが思った以上に美味しく驚きました。温かい茶そばも美味しいですし、瓦の熱でパリパリに焼けたそばも香ばしく、また楽しい食感で、たっぷりあったそばをペロッと平らげてしまいました。これは見た目にもなかなかインパクトのある料理ですが、名物料理となるにはそれだけではダメなのでしょう。

2日目の朝食は日曜日の朝から開いている店が見つからず、マクドナルドのマフィンで済ませてしまったのですが、昼食は前日失敗したバーガーの仕切り直しということで、三瓶山北の原キャンプ場にある三瓶バーガーに行ってみました。しかし、わざわざ行ったにも関わらずいい天気の日だったせいか、注文してから40分待ちと言われてしまってそんなに待っているわけにはいかなかったので、次に寄るつもりだった出雲大社の前にある出雲大社店に行ってみたところこちらはガラガラで、すぐに食べることができました。こちらで注文したのはここ限定の「出雲スペシャル」ですが、スペシャルといってもそう大したものではなく、チーズバーガーとトマトバーガーを組み合わせたようなもので、それが三瓶店ではできないことの方が不思議なものです。味の方はフレッシュなトマトとトロトロのチーズがとても美味しく、やはりどうしてこれを三瓶店ではやらないのかと思ってしまいます。出雲大社店で食べるなら、この出雲スペシャルがお薦めです。

そして旅の最後の食事は私のお気に入り、岡山市中心部にあるインド家庭料理ミレンガで大好きなベジタリアンターリーをライスをレモンライスに代えていただきました。ここは私の自宅から90kmほどもあるのですが、これまでに何度も足を運んではその度に満足して帰ってきています。スパイスの利いた本格的なインドの家庭料理をとても手頃な値段で楽しむことができ、しかもとてもヘルシーで飽きのこない味なので、もっと近ければ毎週でも通いたいくらいに思っています。

ということで、最後はよく知った味で締めくくりましたが、やっぱり旅に美味しいものは大事です。今回はその地のものはあまり食べませんでしたが、それはまた次の機会にでもとっておきたいと思います。下関には唐戸市場なんていうのもありますから、それも楽しみです。

山口ドライブ

日本にもまだまだ魅力がいっぱい。

何らかの都合により果たせなかったことに再度取り組むことを「リベンジ」という人が多いと思います。他の人がそう言うのは全く構わないのですが、私はその言葉の元の意味を考えるとちょっときついのであまり好きでなく、自分で使うことはありません。では何と呼べばいいのか、あまり適当な言葉がないのでそこに「リベンジ」という言葉がフィットしたのでしょう。特に難しいことでもないなら「再挑戦」というのも大げさですからね。

さて、先日「ゴールデンウィークに体調を崩して3日も寝込んでしまい、ドライブ旅行を泣く泣くキャンセルした」と記事に書いたのですが、往生際の悪い私はどうしても諦めきれず、先週末に普通の週末の土日で行ってきてしまいました。「リベンジ」です。

普段は有料道路を使わない私ですが、今回は自宅からちょっと距離があるので途中まで高速道路を利用しました。朝6時前に自宅を出発し、山口市内で昼食を摂る予定にしていたので、山口市街地のちょっと手前、徳地ICで中国自動車道を降りて走っていたところ、大きなパラボラアンテナがいくつも並んでいるのが見えてきました。ちょっと気になったので近づいてみると、KDDI山口衛星通信センターという施設だそうで、アンテナの下までは入ることができないものの、一般向けにKDDIパラボラ館という見学施設が無料公開されていました。午前中の早い時間だったこともあるのか他には誰もいませんでしたが、10分間ほどウロウロして写真を撮らせてもらいました。気ままな一人旅ではこういう思いがけない発見がなかなか楽しくて良いです。

その後、昼食にはまだ早かったので寄ってみたのが市街地のすぐそばにある瑠璃光寺で、ここの五重塔が国宝に指定されていて一見の価値があるというのを見ていたのでした。実際に境内に足を踏み入れ、すぐ右側に見える光景には思わず息を呑みました。青々とした新緑に囲まれた五重塔の重厚な佇まいはとても素晴らしいもので、本当に見ておいて良かったと思います。紅葉の時期もきっときれいなはずなので、それもぜひ見てみたいものです。

その後、市内でお腹を満たした後に向かったのは国内最大規模の鍾乳洞、特別天然記念物秋芳洞です。日差しの強い日だったので駐車場から入口までちょっと歩くので疲れてしまいましたが、入り口が近づいてくるとひんやりした空気が流れてくるのが感じられます。洞内には川が流れていて、私がこれまで見たことがないような広々とした空間が開けていて、またなかなか幻想的な雰囲気がありました。しかし、洞内の気温が低いのはいいのですが、湿度がとても高いので歩いているうちにかいた汗が全く蒸発せず、実は外に出て風に当たった方が快適に感じられ、涼しいところで休もうと思ったのは少々期待はずれでした。まあそのために寄ったわけではないのですが。

次に寄って見てみたのは秋吉台のカルスト台地です。こちらも特別天然記念物に指定されていますが、南側から丘を上って見えてきたその景色には、誰もいないのに思わず「おおっ」と声が出てしまいました。なだらかな丘の起伏に沿って、草地の中にたくさんの石灰岩の柱が立ち並んでいるさまはこれまた幻想的です。夕暮れ時にはひと際かもしれません。

その後はしばらくドライブして、早めの夕食を摂ってからJR山陰本線の特牛駅へと行ってみました。ここはなんということのない、1日の平均乗車数がわずか20人ほどという田舎の寂れた駅なのですが、私は子供の頃にこの駅名をクイズで難読駅ということで見たので覚えているのでした。「特牛」と書いて「こっとい」だなんて知らなければとても読めませんが、その由来にはいくつかの説があるようですね。実際に見に行ってみるとやはりなんということのない駅でしたが、変に有名になってしまった駅が色気を出しておかしくなったというようなこともなく、逆に質素でいい味を出しているのではないかと思います。

そしてこのあと、今回の旅の最大の目的である角島大橋へと向かったのですが、夕暮れが近づいていて光線が良くなかったのと、見物客も多かったので翌朝出直すことにして、長門市内に取っていたホテルへと向かいました。

翌朝は5時に起き出してさっさとチェックアウトして、さすがに道路はガラガラなので6時前には角島大橋に到着しました。しかし現地には既に同好の士が数名いてカメラを向けていましたが、お互い譲り合って私もスムーズに写真に収めることができました。残念ながら空はやや霞んでいて真っ青な空と海というわけにはいかなかったのですが、それでも誰もいない橋を正面から撮ることができたりして、念願が叶いました。

そしてさらにこのあと、休む間もなく向かったのはこのすぐ近くで最近話題のもう一つの名所、元乃隅稲成神社です。この神社は海のすぐそばに100基以上の真っ赤な鳥居が並んでいてとてもエキゾチックな風景となっているのですが、CNNがJapan’s 34 most beautiful placesとして選んだうちの一つということで主に「インスタグラマー」の間で人気となっており、アクセス道路がとても細いこともあって渋滞となっているようなのでこれも早朝のうちに行ってしまいたかったのです。7時過ぎに到着してみるとやはり先客が数名いましたが、目の前の駐車場に難なく停めることができ、誰も邪魔にならずに写真を撮ることができました。周辺の道路は本当にすれ違えないほど細いですし、前日の午後には観光渋滞中という表示も出ていたので、週末の昼間ではこうは行かないのだろうと思います。

ということでこの時点ではまだ朝8時前でしたが、日本海沿いに出雲まで向かい、出雲大社をさっと見て帰るだけとしました。やはり道程が長いのと、翌日からまた仕事をしなければならなかったので、あまり欲張りすぎるとろくなことにならないと思ったのですが、もう既に盛りだくさんの旅だったので大満足です。もう一度行ってみたいと思うところもありましたし、今回は萩なども通過するだけになってしまったので、次はぜひ妻も連れて行ってみたいと思います。なお、今回の旅の食事は次の記事でご紹介します。