私の今年のゴールデンウィークは、1日有給休暇を取得して延長して早々と26日から連休に入ったのですが、もともと特に予定はなく自宅でのんびりしているつもりだったのですが、急遽実家の母から呼び出しを受けて一人で東京へ帰郷することになりました。最初は普通に新幹線を予約しようとしたのですが、往復3万円以上となるとなんだかもったいないような気がしてしまって、違うルートを探してみることにしました。

早めに分かっていればスカイマークが新幹線よりだいぶ安く取れるのでよく利用するのですが、今回は直前だったので前後の移動も含めると新幹線とほとんど変わらないか若干高いくらいの値段になってしまっていたので諦めました。代わりに選んだのが以前も利用したことがある昼行の高速バス、グラン昼特急号というものです。

大阪駅まで出ないといけないのが面倒ですし、大阪駅からバスタ新宿まででちょうど8時間ほどもかかってしまいますが、3列シートの便であればプライバシーもある程度確保できるので本でも読んでいればいつか着きます。じっとしているのが苦手な人には辛いでしょうが、私は読書タイムが確保できるならむしろ楽しみなくらいでした。

車両はScania製の二階建てバスで、2-1配列の1列側前から3列目を予約できたので、比較的振動も少なく静かで、プライバシーも確保しやすくて快適でした。運行は西日本JRバスなので安心です。自分が利用しておいて「昼行バスなんていったいどういう人が利用するのか」なんて思っていましたが、予想外に老若男女さまざまなお客さんがいて、満席でこそありませんでしたがそれなりに利用されていました。とはいえ、小さな子供には8時間耐えるのはなかなか厳しいでしょうから、今回も高校生以下はいないようでした。

普段は途中で何か所も停留所がありますが、ゴールデンウィーク中は迂回経路を取る可能性があるために途中乗降車はできないようになっていて、大阪ー東京間の直行便となっていました。実際、吹田から大津あたりまでが渋滞しているとかで初っ端から京阪国道から京滋バイパスへ入ったようです。ただし、途中3箇所で各20分間の休憩停車はあって、食事を取ったり買い物をすることはできます。私も最初に正午前に停まったパーキングエリアで助六寿司を買って車内で食べました。PA内の食堂で食べることも可能でしたが、20分では食事もちょっと落ち着きませんからね。

車内では当然のようにWi-Fiが利用できるのですが、これが案外実用的な速度が出ていて、ほとんどストレスを感じずに使うことができました。さすがに動画を見るというのは無理があると思いますが、音楽をストリーミング再生しながらウェブブラウジングしていても大丈夫でした。もちろん他の利用者の状況にもよるのだと思うので、たまたま良かったということもあるかもしれません。今後利用者が増えたり、動画も見たいという要求が高まったりしたら、いずれStarlinkを採用したりということにもなるのでしょうか。おそらく今はセルラー回線をいくつか束ねた程度で、まさか現時点ですでにStarlinkということはないですよね。まあStarlinkだとトンネルが弱点ではありますが。

この記事も車内で書いてみたりしましたが、時間に余裕がたっぷりあって、じっとしていることに苦痛を感じない人には悪くない選択肢だと思います。何より新幹線の半額程度で済みますからね。4列シート車の便ならさらに安くなりますが、見知らぬ人が隣に座って8時間というのはさすがに私も苦痛です、というより私は他人に触れたり触れられることがかなり苦手ですからね。以前家族4人で利用した時は4列シートで何の問題もありませんでしたが。

ということでバスタ新宿まで乗る予定だったのですが、途中の用賀駅用賀PAのバス停で降りることができたのでここで下車して、田園都市線沿線の実家まで行くことができました。もともと途中では降りられないはずだったのですが、新宿から渋谷を回って移動するのはやはり無駄ですし、それが省略できたので予定より早く実家に着いて助かりました。