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ナルニア国ものがたり 朝びらき丸 東の海へ

朝びらき丸映画化されるとまた大きく変わりそうですが

先日「カスピアン王子のつのぶえ」を読んだ際に「先に読んでおくべきなのかどうか迷ってしまいます。」などと言っていた私ですが、結局その舌の根も乾かぬうちにナルニア国ものがたりシリーズ第3作「朝びらき丸 東の海へ」を読んでしまいました。仕事から帰ると長男が「今度はこれ借りてきた!」と嬉しそうに見せるのだから仕方ありません。まあその長男の方はまだ半分ほど読んだところなのですが、私は家族が眠っている間に一気に読み切ってしまいました。

朝びらき丸 東の海へ (ナルニア国物語)
イラスト:ポーリン・ベインズ
岩波書店 (2005/07/09)
ISBN/ASIN:400116373X

この作品の主な登場人物はカスピアン王子と、ペベンシー兄弟の下2人エドマンドとルーシー、そしてこの2人のいとこユースチスとなっています。またネズミ剣士のリーピチープもかなり頻繁に登場し重要な人物(?)となりますが、兄弟の上2人は名前がちらっと出るだけでナルニアには渡ってきません。おとぎ話らしくナルニアに行けるのは子供だけということになっているのですね。

ストーリーの方はこれまでの2作とは打って変わって、朝びらき丸という船で未知の海へと旅するその道中を綴ったものとなっていて、戦いらしいものはほとんどありません。全体的に淡々と出来事が描かれているので、映像として見たときに間延びしてしまわないかはちょっと心配ですが、本として読んでいる分には趣向の凝らされた様々なことが起こるので飽きるということはありませんでした。

やはり映画化するとなるといくらディズニーの、成功しているナルニア国物語のシリーズといっても「見どころ」というものは必要ですし、これまでのように大人が観ても楽しめるものということとなると、大幅な改変が加わることになるのは避けられそうにありません。より良いものになるのであれば私自身は反対するものではありませんが、原作の熱心なファンにとっては我慢のならないものかもしれませんので、あくまで原作を尊重し、「改悪」といわれることのないようなものにしなければならないでしょう。

それにしても本を読んでいて「映画化」ということを意識してしまうのは最近の悪いクセかもしれません。以前のように純粋に読書そのものを楽しめるようになりたいものですが、どうしてもそれがなかなか難しく…

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