Impress PC WatchによるとAMDが廉価版CPUの新シリーズSempronを発表したそうです。

デスクトップ向けがSempron 2200+/2300+/2400+/2500+/2600+/2800+/3100+の7モデル、モバイル向けがモバイルSempron 2600+/2800+/3000+と低電圧版モバイルSempron 2600+/2800+の5モデルということですが、デスクトップ向けは3100+以外はSocket A/K7コアの旧世代版ということなので、Duronの焼き直しに近いものではないかと思います。それ以外はSocket 754/K8コアなので、Athlon64に対してL2キャッシュ縮小、64bit拡張削除を施したもののようです。

私は現在自宅デスクトップ機のCPUにDuron 1300MHzを使用して低コストの運用をしているのですが、最近電源投入時の起動が不安定ということもあって一新を図りたいと思っていたところで、Athlon 2500+あたりを検討していました。そこでこの発表なのですが、せっかくなのでK8コア対応のマザーボードにして将来性を確保しておきたいという思いもあるので、モバイルSempron 2800+くらいが良いでしょうか?それとも大して値段が変わらないのであれば素直にSempron 3100+にしておくべきでしょうか?なかなか悩みどころです。

最近リプレースされた職場のPCがPentium4 2.8GHzで、大して負荷の高い処理をするわけではないものの、さすがにCPUパワーの余裕を感じるのですが、ガイドナンバー2800+というのは本当に同等の働きをしてくれるものでしょうか?多少眉唾ものだとしても、P4 2.5GHzあたりと同等なのであればそれで充分、現状のDuron 1300MHzの倍以上のパフォーマンスが出ればいいなあ、というところなのですが。

というように全くIntelが眼中にないのは、私の亜流主義(?)のせいなので気にしないで下さい。

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