久しぶりに堪能。

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ついに世界最高レベルとなったワクチン接種率と、元来の衛生意識の高さから、日本のCOVID-19感染者数は際立って低いレベルに抑えられている状況となり、今度こそ出口が見えてきたのではないかと思えるようになってきました。あとは国外から持ち込むことを防げさえすれば、というところなので海外旅行はまだまだ先の話ですが、国内旅行は問題なさそうなので、今こそGOTOトラベルというタイミングなのではないでしょうか。しかしまだ事業再開時期は未定とのことで、それを待ってもいられないので先日、土曜日から勤労感謝の日にかけて勤務先が4連休となっていたので、久しぶりの泊りがけで京都に旅行に行ってきました。

隣の県なのでこれまでは日帰りで車で行くことが多かったのですが、今回は電車に乗っていって3泊もすることにしました。ちょうど紅葉真っ盛りの季節でしたが、その目的は一言で言えば「食べ歩き」です。といってもフラフラ歩くのではなく、何かを食べたらお腹が空くまでひたすら歩き、また食べては歩くという繰り返しで、4日で10万歩近くも歩いてしまうことになりました。なお、妻は土日も仕事があったので、月曜日から1泊だけの参加となっており、妻がいる間はさすがにあまり連れ回すこともできないので歩きはかなり控えめです。

宿泊は最初の2泊はAirbnbで見つけた胡乱座という京町家を利用したゲストハウスです。古い建物なので泊まる側にもいくつか制約がありますが、京都ならではの体験を楽しむことができれば、一泊4000円という料金では十分すぎるのではないでしょうか。

しかし私個人としてはまったく問題なかったものの、さすがに妻もここに泊まらせるのははばかられたので、3泊目はSH by the square hotel 京都木屋町という、今年8月に改装オープンしたばかりの、前日までの町家とは対象的な新しいホテルに移動しました。こちらではスーペリアダブルという部屋に泊まりましたが、モダンなインテリアとゆとりのある広さ、きれいで広々としたバスルームで、とても気持ちよく泊まることができました。また、部屋代に一人2000円追加で朝食を付けたのですが、これが朝から非常に贅沢なもので、またサービスがとても丁寧で、充実した朝のひとときを過ごすことができたように思います。今回の「食べ歩き」というテーマにまさにふさわしいものでした。

ということで、今回はあちらこちらで美味しいものを食べて、その合間はひたすら歩くという旅だったのですが、さすがに秋の京都を訪れておきながら観光をしないというのはもったいないというかおかしいと思ったので、2日目は京都の東側、清水寺から南禅寺哲学の道を通って銀閣寺のあたりまで歩き、その後真如堂を見て回りました。このあたりはどこもきれいな紅葉を見ることができましたが、真如堂は比較的人が少なくて穴場的スポットなのかと思いますが、一番きれいだったように思います。

まあそんな感じで気ままな旅を楽しんできたのですが、やはり旅行というのは楽しいものです。ただ住宅街のようなところを歩いているだけでも、見たことのない景色の中を散歩するというのは新鮮で、普段の散歩のようにポッドキャストや音楽を聞いていなくてもまったく退屈しませんでした。COVID-19も早く落ち着いて、世界中を自由に旅行できる日が早く来ることを切に願いますが、海外旅行はまだ当分先になりそうですね。

(食べた物については長くなりそうなのでまた別途)