元TwitterのXがブロック機能の仕様を変更して、ブロックした相手にも投稿の内容が見えるようにしようとしているようだとのことです。現在はブロックすると相手には自分の投稿が見えなくなりますが、どうせXにログインしていない状態なら見えるのだから意味がないという考えのようです。
High time this happened.
The block function will block that account from engaging with, but not block seeing, public post.
— Elon Musk (@elonmusk) 2024年9月23日
誰かをブロックするのは、その人と関わり合いたくないからなのだと思っていますが、それは相手から自分に向かう一方向を止めるだけでいいものなのでしょうか。私の感覚では、自分に関する情報も一切伝わってほしくありません。ストーキングなどの被害を防ぐためには、存在が一切見えないようになることが望ましいはずです。逆に、この変更のように投稿が見えるようにすることに、いったいどんなメリットが有るというのでしょうか。
私は各種SNSのブロック機能を積極的に使っている方だと思います。自分に対して何らかの問題のある行動を取ったという人はむしろほとんどおらず、他の人に対する行動を見て「こういう人とは関わりたくない」と予防的にブロックしていっています。私がSNSを見るのはあくまで遊びのようなものなので、そこで少しでも不快な思いをしたくないのです。
普段SNSを見ていると世の中にはいろいろな人がいるもので、例えばXとThreadsではおかしな人の種類もちょっと違うのか、絡み方がそれぞれ違うのが面白いものです。面白いとは言っても他の人が絡まれて理不尽だったり言いがかりだったりするようなコメントを付けられているのを見るのも不快なので、そういう人は即座にブロックします。
私の場合にはブロック機能もそういう使い方なので、今回のような変更は特に影響を受けないと思うのですが、そもそもElon Musk自身がちょっとおかしな人なのでどうしてこんなことを言い出しているのかが理解できません。発端となる投稿をした人もこの変更には賛成しているようなのですが、一体どういうことなのでしょうか。