今年は珍しく今日2月2日が節分ということですが、節分といえば恵方巻、というくらい全国的に定着したのでしょうか。私が住んでいる兵庫県ではだいぶ以前から広まっていたようで、妻の子供の頃からの習慣となっていたようです。

今日は午前中に町中を歩いている時に、とある寿司屋の前で何かを売っていて、そこに行列ができていたのでなにかと思っていたのですが、それが恵方巻だったのだということには夕食で眼の前に観てから初めて気づきました。それくらい私にはまだ定着していません。

恵方巻というとちょっと前にはフードロスの文脈で話題になることも多かったと思いますが、最近はそれもあまり聞かなくなりました。以前、「恵方巻のあり方に一石を投じる」と表明してヤマダストアーという地元のスーパーマーケットが全国的に取り上げられたりもしたのですが、今年はこのヤマダの恵方巻が我が家の食卓に上りました。

妻はこの恵方巻を1本丸かぶりして、今年の恵方は庚ということで、西南西255°を向いて無言で食べきる、というのをやっていました。一方私はそれを生暖かい目で見守りながら、話しかけないように注意して輪切りにされたものを橋で普通に食べていました。まあもともとどこかの寿司屋が広めた、バレンタインデーのチョコレートのようなものですが、縁起を担いでやるものなので信じる人がやる分にはいいと思います。

ということでちょうど20年前にも同じようなことを記事にしていましたが、毎年同じように感じていることなのですみません。