先日、また近所のスーパーでご飯にかけるふりかけを物色していて、ちょっといいものを見つけました。わかめスープやふえるわかめちゃんで有名(?)な理研ビタミンから発売されている商品ですが、ふりかけるザクザクわかめというふりかけシリーズの食べるラー油味というものです。
「辛そうで辛くない少し辛いラー油」に始まる食べるラー油のブームからはもう15年も経っているということに驚かされますが、今やすっかり定着して何の珍しさもなくなりました。しかしそのラー油と、ふりかけるわかめとの組み合わせというのは食べたことがなかったので、美味しくないことはないだろうと思いつつ試してみることにしました。
わかめ自体は味のあるものではないので、比較的薄味のものを想像していたのですが、実際は思いのほか食べるラー油が効いていて、ニンニクが効いてしっかり味が付いているだけでなく、結構な辛さがありました。「辛そうで辛くない〜〜」よりも辛口なのではないでしょうか。私は辛いものには強いので特に問題はありませんが、辛いものが苦手な人にはまったく向かないのではないかと思います。
しかしその辛さとニンニクが苦手でなければ、これはなかなか美味しいのではないでしょうか。というより、食べるラー油をふりかけとして食べやすい形にして、おまけとして身体にいいわかめも一緒に摂れる、というもののような気がします。油分は多くないので、「食べるラー油は好きだけれど、油っこいのがちょっと…」という人にもいいかもしれません。
ちなみにWikipediaで知りましたが、日本では当たり前のように食べられているわかめも、この日本と韓国・朝鮮以外では食べられてこなかったというのはちょっと意外でした。確かに欧米の食卓に出てくるイメージはありませんが、なんでも食べるようなイメージのある中華料理にも使われていなかったのですね。


