長いようで短いような、短いようで長いような…

昨日は私たち夫婦の10年目の結婚記念日でした。10年目の結婚記念というと一昔前のバブル経済真っ盛りの頃は「スイート・テン・ダイヤモンド」なんていうテレビCMを盛んにやっていて、ダイヤモンドが10個ついた指輪を記念に贈ろう、なんていうことをやっていたような気がしますが、婚約指輪さえ買っていないような私たちはそんなものには無縁です。私が妻に買ったアクセサリーなんて、結婚指輪の他には一つ二つのものですから…

といってもさすがに10年といえば大きな節目ですので、何か特別なことを…と思っても普段やり慣れていないことはやはりなかなかできるものではなく、結局例年通り1日休暇を取って、二人でランチを食べに行くというのが関の山でした。ただ、いつもよりは奮発して鉄板焼きのお店へ行って昼から3500円のコースを食べたので、これはこれでなかなかの贅沢だったように思います。そのあとはケーキを買って夕食後に家族で食べ、ちょっと特別な一日は終わりました。

ちなみに6月に結婚したというと「ジューンブライドね!」とよく言われるのですが、それは全く意識していたことではなく、単に新婚旅行で行くイギリスの一番いい時期を選んだというだけのことだったりします。まあ、ちょうど初めて二人で遊びに行った日だということもあるのですが、それはやや後付けの理由です。

それにしても10年という年月はいつの間にか経過していましたが、長男が今年8歳になるのですからそれも当然ですね。最近職場など身の回りで結婚する人の多くは30歳を過ぎていることが多いので、今思えばずいぶん若いうちに結婚したような気もしてしまいますが、幼稚園の友達のご両親が40歳前後だったりするのを見ると逆に大変そうに見えるので、子育てや子どもが独立してしまってからのことを考えると若いうちに結婚して子供を作ってしまって良かったなと思うことにしています。まあ何でもなるようになるので、若いうちに楽しんでおくというのも悪くないのでしょうが。

というようなことをとりとめもなく考えたりするわけですが、私はともかく妻は良く愛想を尽かさずに一緒にいてくれたものです。タバコも酒もギャンブルもやらないということで品行方正なように見えて、新しもの好きでガジェットやPCには金を使い、家にいてもネット中毒気味、さらに短気で癇癪持ちということで我ながらとてもいい夫とは思えないのですが…一応妻と子供たちを思う気持ちは人並み以上にあるつもりなので、これからも家族で仲良く過ごしていきたいと思います。とりあえずイライラ防止のためにカルシウムはたっぷり摂って…というのは迷信のようですが。