公明党民意を政治に反映する最大のチャンスです

明日7月29日は第21回参議院議員通常選挙の投票日です。選挙権をお持ちのみなさんは既に自宅に投票用紙が届いていることと思いますが、必ずこの投票用紙を持って指定された投票所に行き、貴重な一票を投じましょう。今さら言われずとも期日前投票を済ませているという方にはまさに何も言うことはありません。

今回の選挙では民主党の大躍進と、与党である自民公明両党の惨敗が予想されると新聞各紙でも伝えられていますが、実際にどうなるかと言うことは投票箱を開けてみるまではわかりません。ひょっとしたらこれらの報道を見て安心してしまった民主党支持者が投票に行かなくなったり、「自民党に灸を据える」などという訳のわからない理由で野党に投票しようとしていた人が思いとどまったり、というようなことも考えられないことではありません。

公明党への投票については強固な支持基盤である創価学会の学会員とその縁故者にほぼ固定されているでしょうから、直接的に報道で左右されるようなことはないのでしょうが、得票数が決まっているだけに獲得議席数には投票率の方が大きく影響してくることになります。よって幹部から「投票率が上がるとまずい」というような耳を疑うような発言が飛び出してくることになるわけですが、仮にも与党である政党の幹部が公の場でこれほど国民を無視した発言をするというのはどういうつもりなのでしょうか。

「投票率が上がるとまずい」…つまり、現在の与党は国民の総意を反映してはいないということを自らが認めてしまっているわけです。与党にとっては投票率が60%を超えると危機的状況とも言われていますから、結局国民の40%以上、半数近い人々の意見には従っていないということを公言していることになります。こんなに民衆をバカにした発言があっていいものでしょうか。ここは何としてもみんなで投票所に赴いて投票率を上げ、一矢報いてやる必要があります。仮にその結果として自民党が多くの議席を獲得することになったとしても、それはそれで民意が反映されているということなのであれば良いではないですか。さすがに公明党が躍進というようなことはないとは思いますが…

ただ、今どの党に投票すべきなのかということはみなさんがそれぞれで判断しなければなりません。現在の自民党の政策がベストなのだという人は自民党に入れればいいですし、野党の発言力を大きくしたいという人は野党第一党である民主党に入れるのがいいでしょうか。最近の民主党の動きを見ていると微妙な気もしてしまうのですが…某2ちゃんねる界隈では維新政党新風の人気が高まっているようですが、マニフェストを見るとなかなか正論をついているように見えなくもないものの、候補者のプロフィールから抜粋すると

マスコミは自らを善玉、他を悪玉に仕立て、我々を最大の罵倒で貶める。これに反撃を加えたい。
和気清麻呂公の『我独天地に慙ず』を己が心として戦後体制打破の初一念を愚直に完遂します。
もう時間がありません。北朝鮮による拉致被害者は軍事力をもって救出します。
東京の下町で育ちました。私は北朝鮮くらいアメリカに頼らずとも叩ける強い国をつくりたい。
我国民に損害を与える、戦後体制と国内外の反日勢力に、決然と凛々しく戦い続ける日本男子です。

なんていう極右政党ですからね。みなさん責任を持って判断しましょう。