UCC Barista's Style Cappuccino上手く商売に利用されているような気もしますが…

今年もいつの間にか12月になってしまい、歳を取るにつれ時間の流れが速くなるのを実感していますが、世間は今週辺りから忘年会シーズンに突入しているのではないでしょうか。私の職場でも今日忘年会が行われたのですが、アルコールが一切飲めない私はえらく高いウーロン茶を一杯だけ飲んできました。「酒が飲めれば楽しいのだろうな」とは思いますが、無理して飲んで気持ち悪くなったりするよりは全く飲まずにその場を楽しんだ方が良いということがわかって以来、私はいつもそんな感じです。

それはさておき、今日は出勤前に寄ったコンビニでUCCのチルドコーヒー、「バリスタズスタイル カプチーノ」というのを買って飲んでみました。この商品はUCCの直営喫茶店カフェラ大丸神戸店のバリスタである宮前みゆき氏が監修したというのが売りになっているのですが、この宮前氏はジャパンバリスタチャンピオンシップ2007優勝してThe World Barista Championshipでは総合4位、「ベストカプチーノ賞」を受賞という栄誉に輝いたのでした。その「世界最高のカプチーノ」をチルドコーヒーで再現したということなのですが、それは一体どれほどのものでしょうか。

カップの内蓋にはデザインカプチーノの模様がプリントされていて、これだけでも何となく気分が違います。どうして今までなかったのかと思うようなものですが、良いアイデアというのはそういうものでしょうか。ただ、飲むためにはここにストローを突き刺さなくてはならず、そうするとその気分も台無しになってしまうのがちょっと残念です。

味の方は一口飲んでみるとまろやかでいてスッキリとしていて、「おおっ!?」と思うものでした。確かにこれまでに飲んだチルドコーヒーのカプチーノとはひと味違います。甘さも若干控えめでしつこい後味もなく、エスプレッソの苦みがえぐく感じられることもなく、確かに良くできているのではないでしょうか。さすがにバリスタが入れる本物のカプチーノには遠く及ばないとは思いますが、コンビニで買えるチルドコーヒーの中ではかなりレベルの高いものになっているのではないかと思います。

バリスタチャンピオンシップといえば準優勝に輝いた門脇洋之氏が営む「カフェロッソ」に行っていたく感動してきたわけですが、この宮前氏のいるカフェラにもぜひ近いうちに行ってみたいものです。準優勝とベストカプチーノは一体どちらの方が上なのか、興味のあるところですが…