MicrosoftがYahoo!に買収提案

Microsoft x Yahoo!それでもGoogleに届かないとは…

一般の方々にとって関心・価値のあるニュースなのかどうかは甚だ疑問ではあるのですが、MicrosoftYahoo!に対し買収を提案しているというニュースが今朝の朝刊一面トップを飾りました。その総額446億ドルという金額も想像を絶するものですが、その目的は、検索エンジンのシェアを60%にまで拡大して今なおさらに成長を続けるGoogleの脅威に対抗するためとされています。

アメリカにおけるYahoo!のプレゼンスというのは日本でのそれほどには大きなものではないといいますが、それでもポータルサイトの雄としてインターネットを利用していてその名を知らぬ者はいない、老舗といってもいい存在なのはアメリカでも変わりないのではないでしょうか。一方MicrosoftといえばMS-DOS(PC-DOS)での幸運な成功を足掛りにWindowsでPC用OSで圧倒的なシェアを獲得し、アプリケーション分野でもオフィススイートでは独占的な地位を獲得し莫大な利益を上げる巨大企業です。その両者が手を組まねば抵抗できないというほどにまでGoogleは強力な相手なのでしょうか。

「Googleのシェアが60%」ということがクローズアップされていますが、ユーザーが検索する際に使用料を支払っているのではないように、実はGoogleの収益は検索サービスを提供することにより生まれているわけではありません。もちろん検索結果と一緒に表示される広告の広告料は収益にはなっているのですが、このほか他社のウェブサイトに掲出されているAdSenseの広告により上げている収益が経営の柱になっているはずで、Googleはいわばネット専業の広告代理店のようなものなのです。これに対し、MicrosoftもYahoo!もGoogle AdSenseと競合するようなサービスは手掛けていないはずで、検索のシェアという定規で測るから競争相手に見えるだけで実際には共存や提携も可能な相手なのではないかと思います。

私自身はMicrosoftのソフトウェアやサービスにはイライラさせられることが多いので、基本的に「アンチMS」であり、Microsftがこれ以上拡大していくのは歓迎できないのですが、特に心配なのはFlickrYahoo! Widgetsが今後どうなっていくのだろうということです。どちらもYahoo!に買収される前から私が利用していたものですが、特にYahoo! Widgetsの方はYahoo!とのシナジー効果が未だにほとんど発揮されていないのが気になりますし、またリファレンスマニュアル上で”Widget Engine”の表記に統一されつつあったものがまた”Konfabulator”の名に戻りつつあるのも不気味です。まあ最近はほとんど開発が停滞してしまっているのですけどね。Flickrの方もMicrosoftの変なサービスに潰されてしまうのだけは勘弁して欲しいものです…というのは著しい偏見による酷い言いがかりでしょうか?

ちなみにどうでもいいことですが、Googleで「いいえ」を検索するとYahoo! Japanがトップっていうのはちょっと笑えますよね。

…と書いてから気付きましたが、昨年5月にも同じような提案があって、その時も「FlickrとYahoo! Widgetsが…」と全く同じことを書いている私は全く進歩がありません…このエントリーを取り下げようかと思うくらい恥ずかしいですが、せっかく書いたことだしこのままにしておきますので笑ってやってください。

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