Simple is Beauty.
今週木曜日はアメリカではサンクスギビングデーという祝日になっており、国全体がほぼ完全に休みになります。家族揃って家でテーブルを囲み感謝を捧げるのが習わしになっているので、24時間営業のコンビニなどですら午後から休みになるので、旅行に行ってもレストランも開いていません。今年の我が家では妻の家族が日本から来たので、七面鳥の丸焼きなど伝統的なサンクスギビングの食卓を楽しみ、バスケットボールやアイスホッケーの観戦をして過ごしました。
サンクスギビングデー翌日の金曜日は全ての商店が黒字になるということからブラックフライデーと呼ばれており、そこかしこで盛大なセールが行われます。例年は深夜12時の金曜日になった瞬間から開店してセールが始まっていたのですが、今年は夜8時から開店するということで行きやすくなりました。私も義妹らを連れてセールに行ってみたところ、日本でも人気のアバクロ、Abercrombie & Fitchなどでは全商品50%引きというような大幅な安売りが行われ、レジ前には長蛇の列ができていました。しかし私は何も買わずに帰ってきたので、今回はこの前振りとは全く関係なく、最近購入したTwelve SouthのBookArc for iPadをご紹介しておこうかと思います。
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この製品はスチール製の円弧状に曲げられた板の中央にスリットが入っており、そのスリットにゴム製の輪がはめられただけの非常にシンプルなものです。このスリットの部分にiPadやiPad miniを差し込むと適度な角度を持って立つのですが、たかがこれだけのものが3,4千円もするのか、というのは購入前の最初に私も感じたことです。しかし実際に手にしてみるとこれがなかなか悪くないのです。
まず、スチール製であるために適度な重量を持っており、iPadを立てている時でもまったくグラつくことがなく非常に安定しています。そして、スリットの幅が絶妙で、はめられているゴムもとても柔軟なので、非常に楽に立てることができ、またスッと取り上げることができます。さらに、単純な構造であるためにタテヨコ自在に立てかけることができ、またドックケーブルを付けた状態でもケーブルを逃がすことができるようになっています。
私は以前iPadを使わない時は机の上のプリンターの上に置いていたのですが、そこから何度か滑らせて床まで落下させてしまったため、安定した置き場が欲しいということでこの製品を購入しました。似たような用途の製品は他にもいくらでもあり、またドックを内蔵した充電スタンドのようなものなどもありますが、そこまで凝ったものは必要ないと割りきってこれを選びました。結果、これで正解だったと思っています。
もともとMacBook Proを閉じて立て、外部モニターやキーボードを接続してデスクトップ機として使うためのBookArcという製品が先にあり、それのiPad版として作られたのがこの製品です。ただ直立させておくためのBookArcとは微妙に違い、斜めに立てかけた時の安定性のために若干幅広にはなっているようですが、デザインはほぼそのまま継承されています。
Twelve Southでは他にも色々ユニークな製品を揃えていますが、ウェブページのデザイン同様、過度な装飾のないシンプルなデザインが私好みです。これらの中でいつか欲しいと思っているのはBookBook for iPhoneです。なぜ「いつか」などと言っていて買わないのかというのは単に会社支給の携帯電話がiPhoneではないからなのですが、どうも当面Windows Phoneを使わなければならないようなので、残念ながらその時が来るのはまだ先のようです。
それはともかく、「単純」というとあまり聞こえはよくありませんが、「シンプル」というと褒め言葉にも聞こえるのは不思議なもので、この製品はシンプルである事こそが利点と言えます。そこに$30の価値を見出すかどうかはその人次第でしょう。

