台湾の楽しみの一つはマンゴーを始めとする南国フルーツ、ということで日本人に人気のフルーツパーラーである陳記百果園に行ってみました。日本にいると滅多にフルーツパーラーに行くことはありませんが、旅先では好奇心を発揮してみるのが大事です。

残念ながら私達が訪れた11月はマンゴーのシーズンではなかったのですが、店員さん曰く「今はパイナップル釈迦頭が旬」ということだったので、百香火龍果汁(パッションフルーツとドラゴンフルーツのジュース)、芒果精霊(マンゴーの妖精)と一緒に鳳梨釈迦(パイナップル釈迦頭)をいただいてみることにしました。

鮮やかなピンク色のジュースもフレッシュマンゴーが盛り付けられたアイスクリームもとても美味しかったのですが、このパイナップル釈迦頭には本当にびっくりしました。もちろん生の釈迦頭を切って盛り付けただけのもののはずなのですが、砂糖でジャリジャリするかのように錯覚するくらい甘くて、かつとてもみずみずしくてかなり美味しかったです。酸味や苦味などはまったくなく、ただひたすら甘いのでそれほどたくさん食べたいというものではないのですが、滅多に食べられないものを満喫できたという感じです。

もちろん日本でも高級フルーツ店に行けば購入できるのでしょうが、庶民があえてそれを買おうとはしないでしょうから、海外ならではの経験とも言えるのではないかと思います。私も今回陳記百果園に行ってみなければ一生知らずに過ごしたでしょうから、まさしく貴重な経験になったと思います。