最近のMac OSはカリフォルニア州の景勝地の名前が付けられていますが、今度のOSはセコイア国立公園からSequoiaという名前になり、日本時間の今朝未明に公開されました。私も早速アップデートして試していますが、今回は大きな問題はなく使えて一安心です。

細かいところは色々変わっていますが、今回の目玉機能の一つはiPhoneミラーリングです。Macの画面上にiPhoneの画面をそのまま表示してマウスやキーボードで操作して使うことができるというものですが、遅延はそれほど気にならず、それなりに使うことができそうです。画面の解像度はあまり高くありませんが、MacとiPhoneをシームレスに近い形で使えるのはいいと思います。ただ、当然ではありますがiPhoneの操作中にはミラーリングすることはできません。

「大きな問題はなく」とはいいましたが、キーボード入力の選択がちょっとおかしいようで、日本語キーボードを切り替えることができないような気がします。私は普段Google日本語入力を使っているのですが、ちょっと変な時があったのでAppleの日本語キーボードに切り替えようと思ったところ、キーボードを選択することができません。その後Google日本語入力で普通に入力できるようになったので問題はなくなりましたが、ちょっと気になるところです。

その他は処理負荷が妙に高かったりすることもなく、Sonomaのときとほとんど変わらない使い心地です。Sonomaで加わったデスクトップウィジェットもそのまま使えていますが、アップデート直後に表示がおかしいのは以前からで、再起動することで正常な状態に戻りました。私は視線をだいぶ上に挙げないといけないために持て余し気味だった42インチモニタの上部にウィジェットを並べて活用しているので、これが満足に使えないとちょっと寂しいのですが、問題なく使えていて安心しました。

私は未だにIntel Macなのでいつサポートが切られてしまうのか戦々恐々としているところなのですが、なんとか今回もサポートしてもらえて助かりました。でもそろそろ終わりなのでしょうね。さすがに私もApple SiliconのMacに買い替えたいと思っているのですが、さて来月辺りに出そうなM4 Mac miniは買えるでしょうか。