私は最近週に何日かになった出社日には、職場にそれぞれアイスコーヒーと浄水を入れた水筒を2つ職場に持参しています。以前はコーヒーだけだったのですが、健康のために意識的に水を飲むようにしようと思って水を追加しました。水の方は常温でいいので特に保温性などはない軽量なプラスチック製のボトルを使っているのですが、コーヒーの方はこれまでアメリカで購入したStarbucksのタンブラーを使用していました。製品としては「スターバックス リザーブ ステンレスタンブラー」というものになるようですが、購入したのはもう10年近く前なので同じデザインのものは見つかりません。

このタンブラーも悪くはなかったのですが、もともと保温性はそれほど高くはなかったのと、何度か落としてしまったことで傷だらけなだけでなくところどころ凹んでいたり、蓋の密閉性も悪くなっていて、傾けるとこぼれ出てきてしまったりするのが気になっていました。そこでちょっといいものはないかな、と思って軽く調べてみたところ、京セラCERAMUG ボトル 500ml 海外モデルというのがデザイン的に落ち着いていて良かったので、勢いで購入してしまいました。

ほとんど同じ製品で蓋がワンタッチ栓になっているタイプもあるのですが、今回はデザイン重視であえてスクリュー栓タイプを選んでみました。ワンタッチ栓のほうがすぐに飲めていいと思いがちですが、実際に使ってみてもスクリュー栓を開け閉めするちょっとした時間が心に落ち着きをもたらしてくれるような気がしました。まあそんな大げさなものではありませんが、蓋をひねるだけのことなので手間も大したことはありません。

さっそくアイスコーヒーを入れて職場の机の上に置いておいたのですが、自宅でコーヒーを入れてから6時間ほど経った時点ですでに氷は溶け切ってしまっていたものの、コーヒー自体はまだ冷たい状態を保っていたので、私にとっては十分な保冷性能と言えます。今日はたまたま午後まで残っていましたが、通常は午前中には飲みきってしまうので、その時点で氷がまだ残っていると逆に具合が悪いのです。

ボトルの内側はセラミックコーティングされているので、金属臭がせずまたコーヒーの色が残りづらく清潔、というのがこの製品の売りになります。その真価は数か月経った頃に発揮されるのかもしれませんが、私はもうこの落ち着いたデザインですでに満足しています。しかし、「KYOCERA」のロゴがなければもっといいのに、と思うのですが、入れずにはいられないものなのですかね。「あ、京セラだ」と思って買う人なんて皆無ですよね。