先日、Amazonから土鍋だったものが届いたということは書いたのですが、その土鍋というのがどういうものだったかについては実際に使ってみてからのほうがいいだろうと思ってまだ記事にしていませんでした。あれからちょうど一月ほど経ってしまいましたが、ようやく使うことができました。本当は最初に届いたその日に使う予定だったので、そのときは仕方なく古いものを使って鍋料理はそれ以来ということになります。
購入したものはHARIOの「フタがガラスの土鍋」という製品になります。その商品名の通り、蓋が透明なガラスになっていることが最大の特徴となっており、調理中も中身が見えるということです。最近はちょっと意識の高い国内外のコーヒー店ではHARIOのコーヒー器具を使用していることが多いようですが、もともとガラス製品を専門とする企業であり、この土鍋もフタがガラスであるというところに同社が手掛けている意味があるのでしょう。
実際には土鍋の場合、煮込んでいる間に中が見えたからといってそれほど違いがあるわけではないようにも思えますが、煮立っているのをみるのはちょっと楽しいというのはあるかもしれません。ただ注意が必要なのは、蒸気穴が蓋のつまみの内側にあり、煮立っているときにはそこから蒸気が吹き出しているので、そのまま握って持つことができないことです。
また、一般的な土鍋と違って縁が一周張り出ているので、どこでも取っ手になるところはちょっと便利なところです。簡単な違いですが、使い勝手は結構違ってくるのではないかと思います。あとはデザインがシンプルで、ちょっとモダンな雰囲気のあるところでしょうか。まあたかが土鍋といってしまえばそれまでで、あまりデザインに拘る人はいないような気もしますが。
そのへんで安売りされている土鍋に比べるとだいぶ高価ですが、長く使えるものなので、ちょっと人とは違うものがいいという、モノに拘りたい人にはいいのではないでしょうか。