日本の冬の食卓には鍋におでんにと土鍋が欠かせないものですが、我が家の土鍋ももう20年以上使ってきてだいぶ古くなったので、新しいものが欲しいと妻が言ってきました。私と違って物欲のない妻が欲しがるものならと何でもホイホイと買ってしまうのも私の悪いところで、だから余計に欲しいと言いづらいということなのかとも思います。まあそれはともかく、Amazonの商品ページで教えてくれたので、それをAirDropで共有してもらってそのまますぐに購入しました。
その翌日の今日、出かけている間に置き配で商品が玄関前に届いていたのですが、どうも土鍋が入っているにしてはやけに大きい段ボール箱が縦に置かれていて、持ち上げてみるとかなりスカスカの様子、そして揺れるとカラカラと音がする…すぐに梱包を開けてみるとやはり予想通りの状態でした。土鍋自体は収納にも使えるようなピッタリした大きさの薄手の化粧箱に入っていて、それがだいぶ大きな配送用の段ボール箱に入っているのはまだいいのですが、緩衝材として丸めた藁半紙が10枚程度入っているだけでしっかり固定されておらず、配送中にかなり暴れてしまったようで、結果として土鍋だったと思われるものは粉々で完全なゴミでした。
そういうわけで釣り気味なタイトルになっているわけですが、そのままにしておくと本当にゴミに金を出しただけになってしまうので、すぐにiOSアプリを起動して返品交換処理をして、翌日には新しい商品が届くように手配を済ませました。
しかし、普通に購入履歴から返品手続きをすると、届いた商品の返送も必要になってしまいます。「返品」なのだからそれ自体は当然ではあるのですが、Amazonだってこんな粉々になった「土鍋だったもの」を送りつけられても捨てる手間になるだけですし、送り返す私もいったいどんな荷姿で送るべきなのかわかりません。最寄りのヤマト運輸の事務所へ持ち込むだけでいいので任せてしまえば良いのかもしれませんが、そこにいる人も困るでしょう。
それならやはりカスタマーサポートに聞いてみるべきだろうということで、電話を掛けてもらうことにしました。こちらから電話を掛けて繋がるまで待つという必要はなく、ウェブサイトで自分の電話番号を入力すると数秒でかかってくるというシステムなので、時間的ロスがなくてとても良いです。すでに返送・再送の処理を済ませてしまっている状況でしたが、口頭で状況を説明すると、結局商品の返送は不要となり、翌日届く予定の再出荷品を受け取れればそれで完了ということにしてもらえました。破損の場合は商品の状態を写真に撮って送ることで返送の代わりにすることができればもっとスムーズなのではないかとも思いましたが、実際に届いたものには問題がなくても別の破損品の写真を送ることで返金を受けるというような詐欺もありそうなので難しいのでしょう。
ということで、はたして明日は無事に商品が届くでしょうか、という状況ですが、問題がなければ最初に使ってみてから商品については紹介したいと思います。もし万が一、やっぱりゴミだったということにでもなれば、また別のストーリーがありそうです。乞うご期待、ですかね。