2019年末に始まったいわゆるコロナ禍のあいだ、アルコール殺菌やマスク着用に特別に気を使うこともなく、私はそれよりも自分自身の免疫力を高めることのほうを重視して朝晩のウォーキングに励んできたわけですが、それが功を奏したのか、それとも単に運が良かったのか、今年3月までは一度もコロナどころか風邪にもかからず乗り切ることができました。その間に何度か寝込んでしまうことはあったのですが、それはいずれもワクチンの副反応でした。

しかし、やはり油断してはならないもので、どうも最近睡眠不足と疲労を感じるような気がしていたところ、ついにやられてしまったようです。

私は別にそれがコロナなのかインフルエンザなのかがわかったところで治療方法が変わるわけでないなら検査なんてしなくていい、と思っているので実際にコロナだったのかはわからないのですが、直前にそばで喋る機会があった同僚がほぼ同じ時期にコロナで休み、ということだったので、おそらく移されてしまったのではないかと思っています。

とはいえ、体温は37℃台後半で留まったのでそこまで大変だったわけでもなく、喉の痛みも最初だけ、咳も鼻水もほとんど無し、ただ頭痛だけが辛いという状況だったので、ほとんど副反応のときと変わりがありません。ただ、放っておくと体温が下がらずズルズル長引きそうな気がしたので、3日寝込んだところでかかりつけ医に抗生物質を処方してもらったところ、1日でそれが効いてやや微熱という程度まで下がったのが今、というところです。

結局まる4日間寝込んでいる羽目になったわけですが、最初の2日は目を閉じれば勝手に眠ることができて、気づくと何時間も経っていたのですが、後半2日はもう全く眠くもなく、でも怠さと激しい頭痛はあるので何もする気になれず、目を閉じても考えても仕方のない仕事のことが頭を巡ったりするので、結局ずっと本を読み続けることになってしまいました。おかげで読書は捗ったとも言えますが、まったく楽しい気分では読めなかったので読書体験としては最悪に近いかもしれません。

今朝はまだ37℃台前半の軽い発熱は残っていたのですが、ただ寝転がっていてもしんどいので、仕事を始めてしまうことにしました。在宅勤務ができるようになったというのは便利なものですが、そんな体調ではただ会議に出るのでも疲れが違いますし、休んでいる間にメールやチャットも溜まっているし、休む間もなく1日が終わったという感じです。これでぶり返してしまっては元も子もないので今晩はしっかり休みたいと思いますが、明日はもう金曜日ということで、私の一週間はあっという間に終わったと言うより、消えて無くなってしまったようです。デッドラインは変わらないのに…