ゴールデンウィークの台湾一人旅ではいろいろなものをお土産に買ってきたのですが、そのうちの一つ、義美食品の冰糖杏仁茶(減糖)を先ほど開封し、飲んでみました。義美食品というのは台湾の大手食品メーカーで、実にさまざまな商品を取り扱っているのですが、これは粉末のアーモンドティーです。
粉末をカップに開けて、ホットなら200mlのお湯に溶かして、アイスなら100mlのお湯に溶かしてから80mlの水を足して作る、となっています。今回は初めてだったのでホットで作ってみました。粉末の時点でしっかりと杏仁豆腐の香りがしていましたが、溶かしてみてもやはりアーモンドというよりは杏仁豆腐の味と香りです。特に私が購入したのは47.5%減糖タイプだったので、甘さがかなり控えめになっていて、その分香りを強く感じるような気がします。また、ポタージュのカップスープ以上にとろみが強く感じられます。
お茶というよりはデザートドリンクのような味と飲み心地ですが、通常の甘いタイプだったらもう飲む杏仁豆腐のような感じだったのではないでしょうか。杏仁豆腐にはあんずの種の核の部分を粉末にした杏仁霜を使いますが、あんずとアーモンドは同じサクラ属の植物でよく似てはいるようですが、中国語ではどちらも杏仁というようなのでややこしいです。しかしこの商品パッケージに描かれているのはアーモンドに見えますし、使われているのはアーモンドのようです。
ということであまり飲み慣れない味でしたが、デザート的には良さそうです。次は冷たくしてみようと思いますが、冷めてくるとさらにとろみが増してきたようなので、アイスの時はちょっと薄めにしたほうがいいかもしれません。こういうのも外国の食品という感じで楽しいです。