最近、なぜか急にヨーグルトを食べたいと思ってから、ほぼ毎日プレーンのヨーグルトに蜂蜜をかけて食べています。ヨーグルトのブランドはプレーンヨーグルトの代名詞「明治ブルガリアヨーグルト」です。発売されたのが私が生まれたのと同じ月ということで、長い歴史を持つ製品ですが、前回の大阪万博をきっかけに誕生しているというのも今年は特に印象深く感じますね。なお、当初500mlだった内容量は重量にして550gに相当したようですが、しばらくすると500gという表記になり、さらにその後450gの時期を経て現在は400gへと徐々に減っていってしまっているのはなんだか寂しく感じます。
それはさておき、このヨーグルトはそのまま蜂蜜をかけるだけで食べても美味しいと思うのですが、何か違う食べ方をしたいと思った時、簡単にグリークヨーグルトを作るための容器があるということを思い出し、置き場所を取るのを嫌う妻に渋い顔をされながらも買ってしまいました。それが曙産業の水切りヨーグルトができる容器という製品です。
曙産業ではOEMビジネスも行っているようで、まったく同じデザインのものが貝印からもグリークヨーグルトメーカーという名前で発売されていますが、Amazonの売価で1000円以上も曙ブランドの方が安かったので、私はこちらを購入しました。レビューでは「どちらが本物?」などと言っている人もいますが、本物とか偽物というようなものではなく、写真を見る限り商品パッケージ以外はまったく同じものだと思います。
製品としては透明なケースの内側に底から浮かせる形で金属メッシュの水切り容器が装着できるようになっていて、このメッシュ部分にヨーグルトを入れて冷蔵庫に置いておくだけでグリークヨーグルトができる、というものです。この水切りの時間を変えることで水分量を調節することができるので、好みの硬さのものを簡単に作ることができます。1時間くらいで柔らかめのものはできるようですが、24時間置いておくとかなりしっかり水切りしたものができるようです。
私はまず16時間ほど置いておいて食べてみましたが、確かにグリークヨーグルトになっていました。ヨーグルトを濃縮したような、チーズのような、濃厚で酸味のあるさっぱりした味わいです。とりあえず蜂蜜をかけて食べましたが、パンなどに塗っても美味しいかもしれません。
ただ、水分を抜いている分、だいぶ体積が小さくなってしまいます。私は400gのブルガリアヨーグルトをだいたい3回に分けて食べていたのですが、グリークヨーグルトにすると2回分くらいになってしまいます。濃厚になっている分、少なめでもいいのかもしれませんが、1回でどれだけ食べるかは様子を見て調整していきたいと思います。
また、抜いた水分というのはホエー(乳清)なので、栄養分がたっぷり含まれています。とりあえず私は普通に飲んでしまっていますが、わざわざ分離したのに結局そのまま飲むのではあまり意味がないような気がしてしまい、何かいい使い道はないものでしょうか。特に美味しくも不味くもないという感じなのですが。


