私は学生時代までは視力に問題がなかったので、車を運転する時も含め常に裸眼で過ごしていたのですが、新卒で入社した直後の1か月間の集合研修の間に寝泊まりしていた寮の大部屋が薄暗く、そこで本を読んだりしている間にみるみる目が悪くなってしまいました。ただ、中途半端な視力なので普段の生活は裸眼でも何とかなり、PCの画面を見る時や運転する時にだけメガネが必要という感じで、コンタクトレンズにするほどでもないので、老眼になった今でもメガネをかけたり外したりという生活です。

さすがにそういう生活にも慣れたので、メガネ自体を鬱陶しいと思うようなこともないのですが、メガネのレンズがいつの間にか汚れて見づらくなってしまうのだけはなんとかならないかと思っています。メガネ拭きには東レトレシーを以前から愛用しているのですが、前回購入してからもうだいぶ経っているのでそろそろ新しいものに変えてもいいかな、と調べてみると、トレシー PREMIUMという製品が出ていることを知ったので、購入してみました。

トレシーメガネ拭きの汚れを拭き取る性能は素晴らしいのですが、通常のものは生地がちょっと薄すぎてしっかり保持しにくいのが弱点だと思っていました。しかしこのPREMIUMは厚手ニットタイプということで、一般のメガネ拭きクロスとあまり変わらない厚みがあり、手に馴染む気がします。

またこのPREMIUMは水分を含ませることで拭き取り性が発揮されるということで、メガネを一旦水にくぐらせてから拭き取るようにすると良いとのことです。実際にそのようにしてみたところ、レンズをピカピカに磨き上げることができ、視界が一気にクリアになって非常に快適です。吸水性も良いので、メガネのフレームやテンプルの水分も一緒に拭き取ることができます。なお、私はクリーナーを持っていないので試していませんが、クリーナーを吹き付けてそれを拭き取ってもいいとのことです。

価格は一般のトレシーカラークロスが550円からなのに対して、PREMIUMは1210円と2倍以上になっていますが、そう頻繁に買うようなものでもないので、快適性を手に入れるためには悪くないのではないでしょうか。価格差以上の満足感は得られるのではないかと思います。

ちなみにこの記事を書いていて、東レが.torayというTLDを持っていることに驚いてしまったのですが、ブランドTLDというのがいつの間にかだいぶ増えていたのですね。東レに限らず、あまり有効活用されているようには思えませんが。