Chairsということで、私の目的地はフロリダ州のオーランドというところでした。到着してからちょうど1日が経ちましたが、昨日は自宅を出てからホテルに着くまでにほぼ24時間もかかってしまい、時差ボケを避けようとその間ほとんど寝ていなかったのでクタクタでした。一晩ぐっすり眠って疲れは取れましたが、やっぱり時差ボケは完全には払拭できなかったようで、午後3時を過ぎた頃には猛烈な眠気に襲われてしまったので我慢した甲斐はあったのかどうか微妙なところです。

オーランドというのはWalt Disney WorldUniversal OrlandoSeaWorldなどのテーマパークが揃う完全なリゾート地で、普通は仕事で来るようなところではないのですが、今回はOrlandoにあるホテルで行われるイベントに参加するためにやって来たというわけです。参加者の中には前後に休暇をくっ付けて遊んで帰るという人や、家族も一緒に連れてきているという人も珍しくなく、私も「日本から来た」と言うと「何日いるのか」「どこに行くつもりか」と聞かれて、「終わり次第すぐ帰る」と答えると「正気か?」という顔をされてしまいます。私もせっかく来たのだから遊んで帰りたいという気もしますが、テーマパークに一人で行っても仕方ありませんし、かと言って家族も連れてというのは出費が大変です。まあ、ちょうど夏休みに入ったところですし、一人分の旅費は会社持ちだと思えば呼んでおいた方が賢かったのでは…というような気が今になってしてきましたが。

今更そんなことを言っていても仕方ないのでさっさと諦めますが、今日は午前中にちょっと時間があったので、カメラ片手にホテルの周りを散歩してみました。出張に一眼レフを持参する人もあまりいないでしょうが、今日は青空がいっぱいに広がる本当にいい天気だったので、持ってきた甲斐があったしみじみ思いました。ちょっとレンズかCCDの汚れが気になる写真もありますが、よろしければご覧になってください

外を散歩している間は仕事に来ているということを忘れてしまいそうでしたが、IDカードを首から下げてホテルの中にいる間は全く気が抜けません。アメリカ人どうしは楽しそうに喋っている休憩時間もほとんど英会話の授業です。中国人、台湾人、中国系アメリカ人が結構いてアメリカではアジア人もほとんど違和感がありませんが、雰囲気で日本人かどうかはだいたいわかりますね。

しかし、英語自体はあまり苦にしていないつもりだったのでまあいいのですが、言葉の問題よりも辛かったのは立食形式の夕食でした。社交的な人であればグイグイ話の輪に入っていったりできるのかもしれませんが、日本でもこういうのは苦手なのに相手が外人ではもう食べた気がしません。とりあえず適当にうろうろしながら食べるだけ食べたというような感じでそそくさと退散してしまいましたが、そんな自分に鬱になります。今日はただのレセプションということだったのですが、明日はパーティだそうで、アルコールも飲めないので参加するのをためらってしまいます。

まあ、とりあえず今日は初日が終わっただけ、あと2日ありますので何とか乗り切りたいと思います。本当は英語力アップとか、アメリカ人の友達でも作って帰れるといいのでしょうが、それはなかなか厳しいです。向こうは基本的に社交的な人が多いので、食事の時など話しかけてきてくれるので適当に応対はするのですがなかなか盛り上がらず…話下手な人はこういう時にも困りますね。