午後の紅茶Special ダージリンスパークリングそろそろ季節商品として定着してもいい頃かと

「私はアイスティーに炭酸の入ったティーソーダの類が好きで…」というのは一年前にも書いていたのですが、今年も午後の紅茶Specialとしてティーソーダ「ダージリンスパークリング」が発売されています。去年の「スパークリングレモン」では「水出し」と「無糖DRY」というのがキーワードになっていたのですが、今年の「ダージリンスパークリング」では「ダージリン茶葉100%」と「シチリア産凍結ストレートレモン果汁」というのがキーワードのようです。

コンビニで見付けたときにはサッと手を伸ばそうとしたのですが、今年は定価150円ということで昨年よりもさらに高く、まさにスペシャルな価格になっているのでちょっとひるんでしまいました。が、ティーソーダ好きとしては見逃すわけにはいかないということで、たかだか数十円の違いではないかと自分に言い聞かせ、ささやかな贅沢を味わうつもりで買ってみることにしました。

「世界三大銘茶のひとつ」とされるダージリンの味というのがどういうものなのか、私には違いがさっぱりわからなかったりするのですが、紅茶としての味わいはまろやかなものだと思います。ここに「シチリア産の凍結ストレートレモン果汁」というのが加わってスッキリと透明感のある爽やかな味にまとまっており、また甘さが控えめになっていることで後味もクリアになっていて、まさに夏向きの炭酸飲料になっています。全体としては紅茶の味があまり前面に出ておらず、レモンティーに炭酸が入っているというよりは、キリンレモンに紅茶風味が加わっているというような感じなので、ティーソーダということはあまり意識せずに飲むことができるのではないでしょうか。

最初は150円という値段に抵抗を感じてしまいましたが、よく見てみれば410ml入りのペットボトルということなのでそんなに高いというわけではありません。ボウリングのピンあるいは柄付手榴弾を思わせるような首の長い独特な形状のペットボトルに入っているので、350mlの缶とあまり変わらないような気がしていましたが、それよりはちょっと多かったようです。また甘さが抑えられているせいか、キンキンに冷えていなくても甘ったるく感じるようなこともなく飲めるので、長い時間をかけて飲んでいたので量がわかりにくかったのかもしれません。

ということでティーソーダ好きにとっては美味しく飲めるのは間違いありませんが、そうでない人にとっても暑い夏にのどの渇きを癒すのにもってこいの飲み物ではないかと思います。午後の紅茶からはこうして毎年夏になるとちょっとずつ違うティーソーダが発売されていくのかもしれませんが、そろそろ定番商品化してくれたりはしないのでしょうか。まあ確かに涼しいときは売れ行きが鈍るのは仕方ないでしょうが、それを言ったらキリンレモンなどはもっと売れないのではないかと…それともやはりティーソーダというのはあまり一般受けしないのでしょうか?