オリジナルとは似て非なるものになっています…
Krispy Kreme Doughnutsが日本に進出してから話題をさらわれがちなミスタードーナツですが、甘い物好きな私は様々なバリエーションを楽しむことができるミスタードーナツが大好きで良く買っています。しかし実際にはそんなことはないのでしょうが、いつでも100円セールか30％引きのクーポンセールのどちらかをやっているように思えるので定価で買うのがバカバカしく思えてしまうのはちょっと問題で、同じものならやはり安く買いたいので新聞の折り込みチラシを一生懸命探してしまいます。今朝も朝食を食べながらチラシを調べるとミスタードーナツの100円セールの知らせが入っていたので見てみると、表に「トロピカルチュロ」と「スパイシーチュロ」が大きく載っていました。やはりドーナツというと甘いのが当たり前だと思ってしまうので、特に「スパイシーチュロ」の「ハバネロサルサソース」に興味が湧いたのでこれはぜひ食べてみないと、ということで会社帰りに買って帰ることにしました。
チュロスというのはもともとスペインの揚げ菓子だということですが、これが有名になったのはディズニーランドなどで売られるようになってからでしょうか。今ではあちらこちらの行楽地で売られているので日本でもかなりポピュラーな食べ物になっていますね。ミスタードーナツでも以前からハニーチュロというのが売られていますが、今回の2つの商品はこのチュロの生地に練り込まれているものがあるのと、ソースをかけて食べるというのが違うところです。
まず辛いものが先の方がいいだろうということで、スパイシーチュロの方から食べてみることにしました。こちらは
チーズ、バジル、白ごまを練り込んだ香ばしい生地に、刺激的な辛さのハバネロサルサソースがスパイシーなアクセント。
ということで、これまでのチュロスの感覚からはかけ離れた味が期待されます。辛い物好きな私はソースをたっぷりかけてかじりついてみたのですが、確かにハバネロが使われているというだけあって結構な辛さです。まあ、いつまでもハーハー言うほどのものではないので、よほど苦手な人でなければ問題ないでしょう。ソースをかけすぎたせいで生地をしっかりと味わうことができなかったのは失敗なのですが、ソースとは調和の取れた味でなかなか美味しく食べることができました。
さて次は「トロピカルチュロ」の方です。
ココナツを練り込んだ甘さ控えめのチョコ生地と、爽やかなマンゴーソースがトロピカルな味わい。
というのはマンゴーに目がなくココナッツも大好きな私には実に魅力的なコピーです。チョコレートにココナッツという組み合わせはココナツチョコレートでお馴染みのものですが、ここに加わるマンゴーがどういうハーモニーを奏でてくれることになるのか、というのも興味の湧くところです。まあそんなご託はともかく食べてみるとこちらの方はまさにそのままでした。チョコレートとマンゴーの組み合わせというのは他の菓子でも良くあるものなので合わないわけがないので美味しくないということはないのですが、ソースの甘さがやや不自然な感じがして今一つ、期待したほどではなかったというところでしょうか。
とまあそれぞれの味はこんなところなのですが、チュロスにソースをかけて食べるというのはなかなか面白いものでした。チュロスには縦に深い溝が走っているので、ソースをかけてもこの溝のおかげで下に垂らさずに食べることができるというのがいいですね。今回食べた2つは7月11日からの期間限定の商品ということで夏らしい味のものになっていましたが、このほかにも色々なバリエーションを考えることができると思うので、他の季節にも何か別の商品を売り出してもらえるといいのではないでしょうか。たとえば生地にブルーベリーを練り込んで、ラズベリーなどの甘酸っぱいソースをかけて食べる、なんていうのはどうでしょうか?いや、想像するだけで食欲が…