最近、「ノロウィルス」による集団食中毒のニュースが相次いでいますが、これだけ大流行している割には耳慣れない名前なのでちょっと調べてみました。実はテレビのニュースなどでは詳しく解説されていたのかもしれませんが、私が見ていた範囲では特に説明がありませんでしたので、こういうときはお得意のGoogleに頼ります。それによると、厚生労働省のノロウィルス食中毒の予防に関するQ&Aに詳しい情報が載っていますが、その代表的な原因はなんと牡蠣などの二枚貝だということです。命名されたのが2002年とつい最近なのが耳慣れない理由のようです。

実は私は2年連続で牡蠣に当たったことがあるのですが、最初のときは本当に死を覚悟しかけました。深夜に発症したのですが、夫婦で当たってしまったので病院に行くこともままならず、朝になってから友人に車で迎えにきてもらうまでが本当に辛かったのを、牡蠣を食べるたびに思い出します。さすがに2年目のときは「またか」という感じでしたので、辛いながらもどのようなものなのかがわかっていたので落ち着いていましたが…

そのときはなぜそういう目にあったのかというと、広島出身の知人がいて実家から送られてくるからという恒例の牡蠣パーティに招かれたのですが、実はその時点ですでに届いてから2日経っていたということを知らされずに生で食べてしまったのです。それは当たって当然だろうと思うのですが、当の広島出身の知人が何ともなかったのは食べなれているせいなのでしょうか。2年目のときも同じパーティだったのですが、さすがにそのときは私も「今年は大丈夫ですよね?」と念を押しました。にも関わらずまた当たってしまったのは、あとで聞けばやはり2日前に届いていたとかで、私の言うことなど気にも留めていなかったということでした。結局そのパーティはそれきりになったようですが、さすがに翌年以降は招かれても行かなかったでしょう。

これらの出来事以来、生牡蠣を食べるには少々覚悟を決めてからでないと食べられなくなってしまったのですが、さすがに店で食べるものはその店の存続がかかっているので大丈夫でしょうね。今回も老人ホームや寮、社員食堂などの施設での発生がほとんどのようなので、こういったところでは特に注意が必要ということでしょう。こういうところで生牡蠣が出てくることはそうそうないでしょうが、ノロウィルスは牡蠣に限りませんからね…

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