フランスから上陸した大手スーパーマーケットのカルフールについてはイオンに売却というときにこちらでも書いたことがありますが、それから今でも変わらず営業を続けているようです。この正月の帰省の折に実家からほど近い店舗に、私が好きなライ麦パンを買いに行ったのですが、天然酵母のパンは健在でしたし、品揃えや売り場のレイアウトなどの面でもカルフールらしさを失わずにいるようでなぜかホッとしてしまいました。しかしイオングループ傘下に入ったということで、普通のスーパーではまず売られていないような輸入食品のすぐそばで、トップバリュの製品が売られているのは何だか不思議な感じがしてしまいます。
その時はパンだけ買って帰るつもりだったのですが、せっかく来たのだからと輸入菓子のコーナーを覗いてみたとき、「ひょっとして…」と探してみたところしっかり売られていた私の大好物が「ロータス オリジナル カラメルビスケット」です。コーヒーや紅茶によく合うほどよい甘さの、カラメルとシナモンが香ばしい上品な大人のビスケットです。1枚ずつ個包装されているのでまだ歯止めが効きますが、もしも大きな缶にどっさり入っていたりしたら何枚でもパクパクと食べてしまいそうです。
カルフール以外でも輸入菓子を扱っている店ではよく見かけるもので特に珍しいものではないのですが、日本のメーカーからはこういう菓子が出てこないのは一体どういうわけなのでしょうか。まあ確かに万人受けするようなものでもないのかもしれませんし、どこでも買えるようなものではない方が有り難みがあっていいような気もしますが、全く同じものでなくてももう少し入手しやすい方が嬉しいです。スーパーやコンビニではスナック菓子ばかりいやに充実しているように思うので、その一角をこういった上品な菓子に割いてもらいたいところです。
今回買った物はつい先ほど最後の1枚を食べてしまいましたので、またどこかで見付けるまでしばらくお預けかと思うともっと買っておけば良かったと後悔先に立たずというところですが、飽きてしまう前になくなって、たまにまた食べるというのがいいのかもしれません。私が好きな菓子はまだ他にも色々ありますし、新しいものもどんどん開拓していきたいですからね。