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Kingsman: The Secret Service

Kingsman - Colin Firth as Harry and Taron Egerton as Eggsyこれでクレームがないならスウェーデン王室もさすが。

昨日はいわゆるバレンタインデーでした。もらったチョコレートの数に一喜一憂したのははるか昔のことですが、例年生チョコレートを作ってくれる妻からも今年はなく、結局何もない普通の日…かと思ったら、一人で観た映画の悪役の名前がValentineでした。

その映画というのは「キック・アス」の、というのが適切なのかどうか分かりませんが、Matthew Vaughn監督の”Kingsman: The Secret Service“です。日本では公開も未定のようですが、予告を観て面白そうだったので、というよくあるきっかけで観てみることにしました。ちなみに今気づきましたが、Vaughnと私は同い年で誕生日はわずか4日違い、そして結婚相手はスーパーモデルのClaudia Schiffer…というのはどうでもいいことですね。

さて、この作品の主役はKingsmanというイギリスに存在するという秘密のスパイ組織です。主人公のGary “Eggsy” UnwinはこのKingsmanのエージェントであった父親を幼いころに亡くし、その時命を救われたHarry Hartから連絡先を刻まれたメダルを受け取ります。その17年後、すっかり荒んだ生活を送るEggsyは放り込まれた留置場から出してもらうために連絡してみるとすぐに出ることができますが、そこでHarryと再会し、いろいろな話を聞くことになります。そしていろいろあってEggsyもKingsmanの選抜試験を受けることになり…というようなストーリーです。
Kingsman - Samuel L. Jackson as Valentine
主人公のEggsyを演じるTaron Egertonやヒロイン的存在のRoxy役のSophie Cooksonといった若手はまだ無名の俳優が使われているのですが、HarryはColin Firth、Kingsmanを仕切るArthurはMichael Cane、そして悪役のRichmond ValentineはSamuel L. Jacksonとそれぞれ大物が演じており、特にColin Firthは渋くて良いです。イギリス人の役はちゃんとイギリス人が演じているようですが、こう見るとイギリスの役者の層の厚さというのはさすがですね。

しかしこの作品は決してシリアスな内容ではありません。HarryとEggsyの掛け合いも面白いのですが、後半に盛りだくさんのアクションシーンはもうめちゃくちゃです。R指定だからといってここまで残虐シーンを盛り込まなくてもいいのではないかというくらい、必要以上な感じです。あくまでコメディなので明るいグロさではあるのですが、苦手な人にはやっぱりキツいでしょう。私もちょっと辛いところがありました。

とはいえ、スパイ映画にお決まりの秘密メカもいろいろ登場しますし、単調で飽きてしまうというようなことは全く、なかなか楽しむことができました。舞台がイギリスという共通点はあるものの前回観た「イミテーション・ゲーム」とは大きく異りますが、これはこれで良いのではないでしょうか。

ちなみにエンドクレジットの途中にワンシーンありますが、ミシガンではほとんどの人がクレジットを見ずに帰ってしまうので、帰りかけた人が通路で立ち止まってそのシーンを見るという面白い光景になっていました。日本では多くの人が最後まで見ると思いますが、こちらでは照明が明るくなって掃除の人が待っていたりするので残りづらいのですが、せめてちょっと明るくなるまでは座っているべきですよね。

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