白樺峠のMINI楽しみました。

養老天命反転地モネの池高山と訪れた次男とのドライブ旅行1日目は天候に恵まれて充実した内容となりましたが、その夜乗鞍高原のペンションに宿泊したあとの2日目はあいにくの雨模様となってしまい、行こうと思っていた上高地を諦めて予定を変更しなければなりませんでした。とりあえず白樺のきれいなところはないかと地図を見てみると、すぐ近くに白樺峠というずばりそんな名前のところを見つけたので、そちらを通って下っていくことにしました。

このルートを取ったのは大正解で、観光センター前の交差点から白樺峠の方へ曲がってちょっと進むと雰囲気は一変し、道路の両側が見事な白樺の林となります。そしてここで前方に何か動物が道路を横断するのが見えたのですが、よく見るとこれはニホンザルで、その道路の反対側にももう一頭の猿がいるのも見つけました。こんな自然に生活する姿を見ることができるとは思いもよらなかったので次男と二人で興奮してしまいましたが、カメラを取り出している間に立ち去ってしまい、写真は撮らせてもらえなかったのが残念です。
妻籠宿
この先はさらに道は細く曲がりくねってきますが、途中車を停めて写真を撮ったりもしつつ、一気に妻籠宿まで進みました。妻籠宿は旧中山道の宿場ですが、当時の町並みがしっかりと保存されていて、とてもいい雰囲気でした。特に、小雨交じりの午前中だったということもあって観光客が少なく、落ち着いて見られたのも良かったのだと思います。中学生にはこんな地味なスポットもどうかと思いましたが、物珍しいこともあり彼なりに楽しんでくれたようで嬉しかったです。
リニア・鉄道館
このあと途中で味噌煮込みうどんを食べつつ名古屋へ向かい、リニア・鉄道館に行ってみました。ここはJR東海が運営する、新幹線を始めとする鉄道技術を紹介する博物館で、館名に「リニア」と掲げられてはいますがリニアにはそれほど重きが置かれているわけではありませんでした。鉄道博物館というと子供っぽい感じになってしまいがちですが、ここでは技術展示も充実しているので大人でも十分に楽しめるのではないでしょうか。また、館内には各種車両の実物が多数そのまま展示されていて、特にC62300XMLX01が展示されている最初の部屋は圧巻です。

ということで、最後はちょっとした渋滞に巻き込まれたりもしつつ早めに帰宅することにしましたが、なんだかんだでとても充実した旅になったと思います。次男とは以前Amtrakでアメリカ(半分)横断という長旅もありましたが、今後二人だけで旅行するというのもこの先あるかどうかわかりません。まだ来年も付き合ってもらえるといいのですが…というか来年なら妻も同行できそうなので3人ですかね。