次はいつかな。
👼🏻

予告がいいからと観てみたら本編は全然大したことがなくてがっかりした、ということも何度かありましたが、今回観た「アリータ: バトル・エンジェル」は逆にあまり予告では期待が持てなかったので観ないつもりでいたら前評判がいいので観てみたらとても面白かった、という嬉しい誤算でした。

本作は木城ゆきと氏の「銃夢」という漫画を原作としたものです。現在AmazonではKindle版の1巻を無料で読むことができるので、私も映画を観たあとで読んでみましたが、原作に忠実なところ、設定や物語の順序がちょっと変わっているところ、大きく変わっているところがありました。しかし、全体的な作品のイメージを壊すようなことはなく、しっかり原作を消化して作り上げられたものであるように思います。ある意味最大の違いは主人公の名前で、映画のタイトルでもある「アリータ」は原作では「ガリィ」となっていました。その由来も異なるので仕方ないところもあるのですが、少女の名前としては「アリータ」の方がふさわしいだろうと私も思います。

原作を読みながら感じたのは非常にボリュームが有る作品だということですが、今回映画化されたのは全9巻のうちの2巻目辺りまでとなっているようです。ということは今のペースで進めれば残り4,5作分ということになりますが、「続く」とは表示されなかったもののいかにも続編に続くという終わり方をしているので、本作は世界的に成功しているようでもあるので続編を楽しみに待っていても良いのではないでしょうか。